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この戦いからの卒業〜退院

ということで退院となりました。
2ヶ月弱での退院、早かったとおもいます。

退院は、本人の希望聞きつつ、主治医、リハビリ担当者が話し合って決めます。
まぁ、歩けるようになり、手も動かせるようになり、当初の左側の麻痺とはさよならしたので、この期間で退院は妥当とも思えるし、退院となると、回復期、僕の体は専門家の指導の下での訓練でまだまだ伸び代があるのでは?もう少しリハビリしてもいいかなぁーと少し短いような気もします。退院の日が近づくにつれ、日々不安が増していきます。
誰彼構わず、退院早すぎないか?と聞きましたが、僕より先に退院した二人の五十代を知る人は、「この二人も退院直前は不安だった直前の不安はみんな共通の思いだ」と。別の人は、「リハビリ病院は通過点、長くいるところでない」と。別の人は、「病院の廊下をどんなに歩いてもあんなにフラットな場所はない!実社会で生活すればまだまだ伸びる!」とアドバイスいただきました。
退院の前日、これまでお世話になってきた方と、訓練で隣町の駅にバスで行き、電車に乗り、駅から病院まで歩く、という荒業をしました。トラブルもなく2キロを歩いて無事に帰ってきて、も完璧だ!という感想でもありません。疲れたし、やや不安もありながらでしたが、でも卒業試験はクリアでした。担当者にお礼を言ったら、突然わたしが涙声になりまして、感極まりました。やはり、卒業なのです。この戦いからの卒業。そう、今後は一人で戦って行くのです。

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