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12 リハビリ病院で成果を考える

偉そうに書けた立場では無いけど、自分はどれくらい成果があったのか、まだ行けたのか?自分のこと、人のこと、色々話聞いて、感じたことを。

ある日トレッドミルの上に機械で吊るされたおばあさんがいました。多分体重を感じさせず歩く感覚を学ぶんだったと思います。しかし、このおばあさん、「怖い怖い」と悲鳴を上げて、結局この練習しませんでした。怖いと感じること、普通だと確かに思います。
私もレベルこそ違えど一瞬ヒャっとする指示を受けたことあります。ある日こんなことが私の身にありました。
病院のそばのショッピングモールに歩く訓練で行きました。道路から二階にへはエスカレーターで上がりましたが、帰りに、私は当然エレベーターで降りるものとエレベーター方向に歩いていましたが、リハビリの担当先生が、階段で降りましょう、と微笑みます。ショッピングモールの二階なんで、普通より沢山の階段があり、しかも沢山の人が行き交う場所、僕の手には買い物した袋もいくつかあって、控えめに言ってビビる条件でした。
しかし、ここでノーはあり得ません。絶対服従なんで、階段を降り始めました。すると難なく階段を降り切りました。
「私は出来そうも無いことは言わないです」笑顔で話します。そうです、僕の動きを見続けている担当者は、できるであろうことをやるように言ってきます。
自分が怖くても、できるだろう、という想定のもと指示してるので、ここで逃げるのは機械損出です。
倒れて寝たきり生活をした後はさまざまな動きはみんな怖いです。でも、そこを乗り越えていく道先案内人がリハビリ担当ですよね、これを読んでる患者の方、是非恐れずに一歩進むのが回復の早道です。

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