休日の途中

休日である。


この前、美容院に行ったときに、頭がバカみたいに凝っていると美容師の方に教えてもらった。別にバカみたいとまでは言われていないが、バカみたいに凝っていることは事実だったりする。いや頭どころではない。身体中至るところがガチガチに固まっている。肩には入れた覚えのないシリコンのような物体が至極当然と言わんばかりに入っている。足はどれだけ揉みほぐしてもしつっこく老廃物が溜まりやがる。背中は毎日器具を使ってツボを押してようやく安眠に入ることができる。猫背、ストレス、運動不足、偏食、あらゆる要素が私の身体を固めていく。


というわけで今日はヘッドスパに行くことにした。さすがに今の状態では身体中に住み着く老廃物のおかげで精神的負担が溜まっていく一方だ。これでは明日仕事に行くのだって憂鬱になる。コリコリに凝り固まった私の頭皮をほぐしてもらうしかないと見た。夕方5時に、札幌市中央区、西18丁目あたりにあるヘッドスパ専門店に行くことにした。


そこに向かうべく外にでると、ぎりぎり半袖でも寒くないか、しかしこのまま外にいると半袖では寒くなりそう、くらいの気温であった。できることならば長袖を着るべきだったが、もう自分はポロシャツの状態で外に出てしまったのでこのまま自転車に乗って向かうことにした。北海道ではこんな気候でも、本州では未だに30度超えの地域があるらしい。こちらに住んでいるとその情報も俄には信じられない。嘘なんじゃないかと思ったりする。きっと嘘だろう。


あわよくば千歳から関空までひとっ飛びで本州の気温を確かめてみたいとことではあるが、今の自分にそれができるほどの時間も金もない。願わくばどこにでも行ってみたいものだ。google mapを見て色々な地域を擬似旅行してるだけでは物足りないのだ。五感で感じたい。




およそ80分揉みほぐしてもらい、こめかみがふにゃふにゃになる。

眠たくなる。眠たいがこのあと友人と電話をする予定があるので、寝るわけにはいかない。そして長電話が予想されるので、電話を終える頃には日を跨ぐ可能性もある。ということは毎日note更新を目指すべく書いているこのnoteも今のうちに書く必要がある。


やれやれである。
別に自分は、誰のためにこれを書いているわけでもない。あくまで自己中心的な気持ちでこれを書いているにすぎない。そんなことしていいのかという疑問も湧いてくる。noteに対する冒涜にも感じられる。文章を書くということは、誰かに伝えたいことがあって書くものじゃないのか。読み手意識の先に続いていくものだからこそ書けるものじゃないのか。これは完全なる独り言で、それも

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?