人的補償について考える。(1月14日)

FAで山川選手がホークス移籍しての人的補償で、甲斐野投手ライオンズに移籍することになりました。

甲斐野投手って結構、ホークスでも実力ある投手でしたけど、正直まさかかなと感じましたね。

さて今回は人的補償について。

ホークスでプロテクトから外されていた選手の名前を見ると、もし私がホークスのファンなら激怒してしまう面々でした。

和田投手、三森選手、柳町選手……といずれも昨シーズンは活躍した選手ですし、今シーズンの活躍も期待できそうな選手。

和田投手に至っては、メジャーに移籍はしてますが、ホークスに恩があって帰ってきた選手。

とても理解できない部分だなとファイターズファンながら感じてしまいました。

まあファイターズも功労者を切ってしまったケースも結構ありましたからあまり言えないところもあったりしますけど、お金がないから切らざるを得なかったのかなと今年の補強を見れば感じてしまうところですね。。

札幌ドームに関しては、札幌市にいろいろ搾取されていたと言われてますし、札幌市に批判が出るのは致し方ないことかもしれません。


本題に戻りますと、人的補償はプロテクトされた28選手から漏れた選手を獲得できるというもの。

ただし、この人的補償の発生はチームでの年俸が高いランクに位置している選手を獲得することで発生し、上位10名に入っていなければCランクの扱いで人的補償は発生しません。

また選手でなくても、金銭を選ぶチームもあります。

しかしこの人的補償に関しては、チームによっては補償になった選手がFAで取った選手よりも戦力になるチーム事情がある(タイガースなど)とダメージになってしまうこともありますね。

まあそんなチームはFAにそもそも参戦はしませんけども。

さて人的補償となると結構な問題も起きています。

かつては岩瀬投手(ドラゴンズ)がプロテクトされておらず、ファイターズが取りにいったケースもありました。

人的補償はベテランは取らないだろうと安易に考えて、取られそうになるというケースがありますね。

ただ人的補償があるというリスクもあるからこそ、戦力の均衡もしっかりできているととることもできますね。

逆に人的補償がなければ、単にお金があるチームばかりに流れるということもありますし、それはそれでお金がないチームにはデメリットしかありませんからね。

FAは選手の権利ですし、移籍はしてもいいと思いますが、高額年俸の選手を獲得するならリスクもあったほうがいいかなとは思いますね。

ただもし人的補償を廃止するとしたら、FAで獲得したチームには何かしらのデメリットを与えるのも必要かなと思います。

今のプロ野球を考えると、やはり翌年のドラフト1位と2位の指名権利の剥奪でしょうか。

有力選手を取るのなら、そこは少なくともリスクを背負ったほうがいいとは思います。

さすがにノーリスクでは、取られる側のチームには不利益だけですからね。

あとは獲得したチームは、翌年のFA補強の禁止もあげられそうですね。

獲得したチームはそれ相応のリスクを背負ったほうがいいことも多いかなと思います。

これはあくまで、一プロ野球ファンの案として挙げましたので、悪しからず。

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