最近の考え、軸

後で見返せるよう、最近思っていることを吐き出していく。数ヶ月後、1年後、大きく変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。書き残すことが大事だ。

私は、私自身の出来る範囲で社会に対し、これまで与えられたものを還元したいと考えている。

少し前までこうは考えていなかった。自分が生きるのに精一杯で(今も精一杯ではあるが)、周りの人間、社会に対しあまり目を向けられていなかったと思う。自分にしか目がいっていなかったのだ。

私の考えが変わったきっかけはシェアハウスでの暮らしや職場での経験だ。
これまで接することがほとんどなかった階層の人々と関わることで、考えの軸が変化したように思う。

より具体的に掘り下げると、たとえば教育面だ。私自身は別に恵まれているとは思っていなかった。中高大と進学するのは普通であって特別ではない、という感覚を持ち続けていた。周りがそうだったからだ。

事情があって進学ができない人もいる、というのは頭では分かっていた。しかし、実際にそういう事情のある人々と関わることで初めて肌で実感した。金銭面や能力面、家庭環境などで進学を断念せざるを得なかった人は多くいると。

日本全体ひいては世界全体で見たとき、自分はなんて恵まれているのか。自分が与えられたものを社会に対して最大限還元していくべきではないのか。そう考えるようになった。

私は自分の能力が高いとは思っていない。天が二物も三物も与えたような人は沢山いる。私に出来ることなど極わずかだ。しかし、私よりずっと恵まれなかった環境で過ごしてきた人々のことを考えると、より精進し、少しでも役立ちたいと思う。

今の私があるのは数え切れないほど多くの人々に支えられてきたからだ。
自分に与えられたものを社会に還元すること。それが自分が果たすべき使命ではないのか。この世で生きるとはそういうことではないのか。

そう最近考えている。

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