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せっかく動画広告を使うのなら

TVerやTOKYO PRIME、YouTubeといった動画広告を観ていると、とにかく音声が酷いものが多い。映像は割と頑張っているのにナレーションが素人丸出しとか、なにも調整していないAIナレーション(同じソフトウェアを使っていると一発でわかる)などが蔓延していて、広告主も広告制作者も音声を軽視している傾向が解る。なにがツラいって、大企業の広告でさえそんな体たらくなのである。

タクシー広告は音声が小さかったり、音声を切っていることも少なくないのでまだマシ(あくまで"マシ")なんだけど、音の悪いダッサい動画広告が流れてきたら、その商品やサービスも「その程度の価値しかない」とわざわざ宣言しているようなものになりはしないか。
消費者/閲覧者として考えたら解りそうなものなのだけれど、なぜ広告主も広告制作者もそこでケチるのだろう。
わざわざお金をかけてブランドを下げてどうするのですか?と申し上げたい。

逆に映像はフィラーというかスライドベースで作ったとしても、音声がしっかりしていれば品位はそう落ちないだろう。もちろんそのスライドが町内会のお知らせレベルでは話にならないけれど。
同じ尺なら音声の方が安く高品質に仕上げられるのだから、トータルで適正コストの良い動画広告を作るなら、音声を頑張るべきだと思う。頑張るというよりも「ケチらない」という表現が正しいだろうか。

別に映像制作者に音声の品質向上を求めているのではない。
弊社のような音声のプロにお任せしていただければいいのである。
人間のナレーションもAIナレーションも、BGMに至るまで、動画広告をクオリティアップする音声をご用意できる。予算に併せて「高品質を維持してどうやってコストダウンできるか」の知見も豊富に持っている。弊社・株式会社SEVENの音声CMの制作費は、そもそも標準料金が3種類あったりする(AIナレーション、宅録ナレーター、スタジオ収録)
TVerだってTOKYO PRIMEだって、出稿には割といい金額を用意しないといけないのだから、せっかく予算をかけるのなら、しょうもないところでブランドを毀損しない配慮が必要だと思う。

広告が大好きだからこそ、安かろう悪かろうの広告はお勧めしない。かといって出稿規模に見合わない素材制作も広告主の大切なご予算を無駄にする行為だ。適正コストの良い動画広告のために、良い音声で制作してください

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