パワハラ、セクハラ、マタハラ。

私は映像業界で、いわゆる映画産業、ＴＶ業界がルーツになるので、
パワハラやセクハラはたくさんあった業界なんですね。いまでもあります。
プロデューサーが気にくわない新人スタッフをパワハラでイジメたり、女性スタッフには、セクハラワード。そんな言葉はバンバン飛び交い、どんな事情にしろ仕事できない奴、気にくわない奴は、独裁的に一刀両断され、もうどの現場でもなかなかお仕事しにくい環境までつくられちゃう。

今時、パワハラしてくる奴には、周囲の皆で、おちょくってやりましょう。
セクハラしてくる奴は、皆の前でしないんだから、勇気をだして証拠の写真撮って訴えてやりましょう。
未来の宝の子供が誕生しようとしているのに、マタハラする奴なんて切り捨ててしまえ～！と
言いたいですね。

「会社をやめたい」なんてあなたの前ではいいません。言うときはボーナス貰った次の日です。

創業者は、崇高な理念の持ち主ではありましたが、
怒鳴りチラシ、わめきチラシ、叩きチラシのパワーハラスメントの大盤振る舞い。まるで戦国時代の織田家の世界。
新人からベテランまで、み～んな萎縮して、恐怖政治を敷かれた世界の中で、白いモノまでクロと言わなければいけない仁義なき現代社会。
そんな抑圧された世界の中で、社長はいつもこういう。
「悩みごと、相談事あればなんでも言ってこい」
と、気骨のなる兄貴肌を出されても、そのたくましいお肌には般若のモンモンがちらりほらり。
辞めたい気持ち満タンでも「辞めたい」なんてあなたには言いませんよ。
だれも言いません。だれも言えません。
前向きな発言さえ言えない。言えるのは、あなたたちが喜びそうなことだけ。生き残れるのは、要はイエスマン。
反旗を翻すくらいなら辞めちゃった方がいいでしょ。
どうせ辞めるなら、タイミング見計らって、ボーナスしっかりもらって辞めちゃおう！
強かに生きる。これも必要な処世術。

最後まで、ありがとうございました。

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