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1年間使いこんだAer SlimPack X-PAC【理想のバックパック】

2022年5月に、Aerというメーカーのバックパック「Slim Pack X-PAC」を購入してから1年が経過した。

このバックパックについて書いたNoteは、ありがたいことにたくさんの方に読んでいただいている。

今回は、大学への通学や休日の外出、旅行などで1年間ほぼ毎日使用したこのバックパックを再度取り上げ、使用感についてまとめてみた。

あらためて気づいた素晴らしい点

その1:圧倒的なコンパクトさ

Alim Packは、ミニマリズムを追求した商品の一つだといえる。公式サイトでは、容量8.5L・重さは約800gと、かなり小さい。
この小ささゆえに、どこへでももちだすことができ、かつかさばらない。このコンパクトさを実感できるのは、やはり電車に乗るときである。

膝の上に乗せる、荷物おきに載せる、手でもつ、肩からおろして前に背負う、足元に置く、といったような、あらゆるシーンでストレスなくとりあつかうことができる。
また、もともとバックパック自体が薄い(公式によれば、マチは9cm)ので、朝の通勤ラッシュ等でないかぎりは背負ったまま乗車しても周りの方にぶつからない。

その2:圧倒的な収納力

コンパクトであることと、必要な収納スペースがきちんと確保されていること。この二点がバランスよく両立していることが、このバックパックの魅力2点目である。

使いはじめたとき、最初に感じたのが「思っていたよりもモノが入るなぁ」ということだった。ポケットが充実しており、モノの定位置を決めるのがひじょうに簡単である。
また、内側にはオレンジ色の生地がもちいられており、視認性が高い。ジッパーをおおきく開かなくとも、中に何があるのか・いま取り出したいものがどこにあるのか、といったことが容易に確認できる(そもそも、定位置を決めることができるので迷わない、ということもあるが)。

ふだん持ち歩く荷物の一例。カバンの中身については、また別途文書を作成予定。

なかでも、ペンホルダーと伸縮素材のポケットが、私のお気に入りである。
ボールペンとApple Pencil、そしてKOKUYOの野帳を入れるのにちょうどよいサイズ感で、まさしくシンデレラフィットといったぐあいだ。

また、このバックパックひとつで旅行にもいくことができる。とくに、コインランドリーやナイトウェアが用意されている場所に宿泊するのならば、もちものはインナーの替えとせっけん程度である。わずかな荷物をつめ、旅先で身軽に動けるのはかなりおおきな利点になるだろう。


内部の豊富な仕切りと、視認性の高い色。

じっさい、私も1〜2泊程度の旅(北海道・大阪・広島などを訪れた)には、インナーの替えと洗顔道具、充電器とiPhone・iPadなどをすべてSlim Packに入れ、ふだんの通学とほとんど変わらない身軽さで現地の食や風景を楽しんだ。
なかでも、空港で保安検査場を通過するとき・乗機するとき・降機して目的地に向かうときなど、飛行機に乗るばあいに、荷物が少ないこと・コンパクトにまとまっていることのメリットを数おおく実感した。

その3:撥水性

Slim Packには、そのあとに何もことばがつづかない、いわば「無印」とでもいうべきモデルと、「X-PAC」という、撥水加工が施されたモデルがある。私は、後者のモデルを選択したのだが、これがかなり安心感をもたらしている。

私の大学は、最寄駅から約10分くらい歩いたところにあるのだが、背中に背負った荷物をしっかりと雨から守ってくれている。
また、コンパクトで直線的な形状であることもプラスに働き、①体に密着しており、そもそも傘からはみ出ない、②雨がある一点に集中してたまることがなく、タオルで軽く払えばスムーズに水が落ちていく、といった効果がある。

唯一の不満点:耐久性

改善してほしいとうべきか、もう少しこうだったらよいのに、という点は、いまのところ「耐久性」以外にはない。

購入してちょうど1年が経とうとしていたころ、2023年の4月ごろから、ジッパー部に施された防水加工用のシーリングが、経年劣化によりはがれはじめてきてしまったのだ。
毎日頻繁に使用しているために、かなりはやいペースで痛んでいるのかもしれないが、やや作りが貧弱な印象を受ける。
現在まで、とくに浸水等が起きてバックパックの中身が濡れてしまった、ということはないが、できることなら、もう少し長く使えるように、堅牢性を重視してほしい。

開け閉めを頻繁におこなうためか、ジッパー部分のシーリングが剥がれはじめている…

このバックパックを買うとき、アウトドアブランドの「MAMMUT」のものと迷ったのだが、同価格帯の商品でも、耐久性はおそらくMAMMUTの方がかなりよいだろう。

この点だけが唯一残念だが、まだこのバックパックは使いつづけるつもりだし、仮に買い替えを考えるとしても、また同じSlim Pack X-PACを購入することは確実だ。それほど気に入っているし、また使いやすいのだ。

終わりに

大学院での研究生活のなかでも、このバックパックは大活躍している。いつも何を何をもっていっているのか/いないのかという「カバンの中身紹介」も含め、またSlim Pack X-PACについて言及していきたい。

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