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【旅行記】東京.=LOVE武道館公演.20230302

元AKB48の指原莉乃氏がプロデュースするアイドル・=LOVE(イコールラブ)。

筆者がはじめて好きになったアイドルなのだが、正直な話、自分がここまでアイドルにハマるとは思っていなかった 笑。

このNoteの下書きに着手し始めた2023/08/22、映画『=LOVE Today is your Trigger THE MOVIE』の予告映像や、公開スクリーンなどの情報が解禁され、武道館ライブの余韻が(約半年たった現在でさえ)ふつふつと湧き上がってきたので、旅行記と称してまとめてみようとした次第である。

しばし、お付き合いいただければ幸いである。


なぜイコラブにハマったのか?

はじめに、筆者とイコラブの出会いを語らせてほしい。

じつは、筆者がイコラブを知ったのは、2023年に入ってからである。

2月初旬だったと思うが、「この空がトリガー」という曲(YouTubeでは、1月27日に公開された)がYouTubeのおすすめ欄に出てきていて、何の気なしに何の気なしにタップして聴いてみた。


筆者はギターを弾いていることもあり、はじめはシンプルかつ王道な楽曲展開の心地よさに酔いしれていた。

キーがCで、Aメロ→Bメロ→サビを1番と2番で繰り返した後、ギターソロ→Cメロ→落ちサビ→ラスサビ→アウトロと進んでいく、お手本のような構成。

ありきたりといえばそれまでだが、やはり聴いていて安心感があるし、「そうだよ、これこれ」という感覚になる。

個人的には、曲の冒頭、佐々木舞香さんの「この空がトリガー」の音程(ファミファドシラシド)がものすごく好きである。

曲中に何度も出てくるし、痒い所にドンピシャで手が届くような、そんな気もちよさがある。
やはり、Cメジャーキーにハズレはない。


そんなことを思いながら、落ちサビまでやってきた。
そして、ラスサビに向けて展開されるMVのあまりの切なさに、ことばを失ってしまった…

こんなにも、アーティストのMVで心を動かされたのは初めてだ。
筆舌に尽くしがたいほどの切なさ、そして、ストーリー仕立てになっているMVの各シーンの意味が、まったく違ったものに感じられるという大転換。

歌詞の意味と、MVで展開されるストーリーを照らし合わせながら、気づいたら何度も視聴を繰り返していた。

曲が終わったあと、MVのストーリーの伏線ともいうべき情景が描写されるのだが、そこもまた泣きどころである。

何の気なしに放ったことばが、相手にとってはものすごくおおきな意味をもつことがある。
そんなことを思いつつ、何度も視聴してしまう。

「この空がトリガー」との出会いがなければ、私の人生は、まったく違っていたものになっていた、といっても過言ではない。

現代人の必修科目として、この楽曲のMV視聴を宣言したいくらいである。


興奮冷めやらぬなか、筆者はそれまでのイコラブの楽曲・MVを視聴するとともに、公式サイトを開いて情報を得ようとした。

まじで。佐々木さん2000年生まれなん?
学年で考えれば、筆者の方が1年下になるのだが、同じ2000年生まれだというのはなんだか嬉しい 笑

そんなことを思いながらさらにHPを見ていると、イコラブは全国ツアー「Today is your Trigger」の真っ最中であり、しかも、追加公演として日本武道館でのライブが決まったということを知る。


筆者は愛知県民なのだが、愛知公演の日には予定が入っており行けそうにない。

しかし、3月2日の武道館公演なら行けそうだ。
しかも、チケットはこれから抽選が始まるという。

迷わず申し込み、無事3月2日の昼公演のチケットを購入することができた。

じつは、武道館へアーティストのライブを見にいくのも初めてである。
初めてイコラブのライブを見るのが、初めて足を運ぶ武道館になるというのも、不思議な縁を感じたものである。



ようやく本題:旅行記

こういった経緯を経て、イコラブの初ライブに遠征に行くわけだが、じつは今回の東京行きには、裏目的地があった。

それが、ディズニーフラッグシップ東京である。

2021年にオープンした、日本最大級のディズニーストアであり、ディズニー好きとしては、かねてから訪れたいと思っていた。


そこで、ディズニーフラッグシップ東京→武道館付近の散策→イコラブライブ参戦という計画を立て、当日を迎えた。

平日であったため、JR東海ツアーズの「ずらし旅」でお得にお得に出かけることができた。


7時48分発ののぞみ206号で東京へ。

片道+800円で、グリーン車に乗ることができるので大変お得である。


田舎出身の人間としては、やはり東京の交通網は羨ましい。



午前10時ごろ、無事にディズニーフラッグシップ東京へ辿り着く。



もちろん名古屋にもディズニーストアはあるが、規模・品揃え・雰囲気などどれをとってもやはり「フラッグシップ」の名に相応しい風格だった。

もうすこし早く移動するつもりが、つい2時間くらい滞在してしまった 笑


12時ごろ、「新宿栄寿司」の本店へ。


お昼休みのビジネスパーソンと思しき人たちがおおかったが、そこに混じって筆者もお寿司をいただく。

何気に、東京でお寿司を食べたのは初めてだったかもしれない。
美味しくいただいた。

13時ごろ、武道館へ。

本当は、政治的に常に話題の的となっている、靖国神社をしっかり見学したかったのだが、いかんせんディズニーフラッグシップ東京でのんびりしすぎてしまった…

筆者が専攻している文化人類学は、日本においては「日本人の起源」を明らかにする、という目的のもと、その歴史が始まった。

それゆえ、靖国神社で・あるいは靖国神社を媒介に語られる歴史(観)というのが、文化人類学を——そして、日本における排外主義やナショナリズムそのものを——批判的に検討するうえで参考になるのではないか、と考えている。

次に武道館へ行くことがあれば、靖国神社の資料館のような場所を目的地にし、修士論文執筆のための、ひとつの視点としてみたい。


13時30分ごろ、入場列に並ぶ。
開場がやや遅れたが、無事入場することができた。

アイドルのライブって、本人確認や手荷物検査がかなり厳しいのだなぁ、ということを実感。

普段、ライブハウスでバンドのライブにばかり行っているので、こういう経験は新鮮であった。

後ろの方だったが、全体がよく見えてよかった。
双眼鏡などあると、もっと楽しめそうではある。

14時30分ごろ、開演。

「この空がトリガー」から始まったライブは、とてつもなくボリューミーだった。

途中、メンバー紹介やソロ曲などを挟みつつ、ノンストップで進んでいく。ステージ上には常に誰かがいて、歌って踊っているのだ。

休憩も兼ねたMCを挟みつつ、16時ごろには終わるだろうと思っていたのだが、その予想は良い意味で裏切られた。

夜公演もあるというのに、計25曲、2時間以上という(バンドのライブを見慣れた筆者にとっては)異次元ともいえる内容に、ただただ驚くばかりであった。


そして、ギターでコピーしたい曲にもたくさん出会うことができた。

「青春”サブリミナル”」「いらない ツインテール」「知らんけど」など、イコラブの楽曲は、きちんとバンドサウンドで構成されている。

バックバンドを引っ提げて、ぜひまたライブしてほしい、そんなふうに思わせてくれる楽曲ばかりであった。


16時40分ごろすべてのセトリが終了し、東京駅へ向かう。

正直な話、16時には終わるだろうと踏んでいたので、17時39分発の帰りの新幹線まであまり時間がない。

けれども、いろいろな曲を生で聞けて、大満足の1日であった。

みなさん、ライブ遠征時には時間に余裕をもちましょう。


17時15分ごろ東京駅へ。
こんなにギリギリになったのは初めてかもしれない 笑

N700Sという、新型車両で運行される便に合わせて帰宅時間を調整したので、やや余裕のない日程になってしまったが、本来であれば、もうすこしのんびりしたいところではある。

スマートEXと異なり、ずらし旅は変更不可の商品である。
そのため、乗り遅れたらもう一度切符を買う必要がある。間に合ってよかった
照明、窓、シートなど、現行のグリーン車よりも洗練された印象であった。
本数が少ないので、うまく乗れたらラッキーである(JR東海HP等で調べれば、N700Sで運行する便がどれか、示されている)。
夕食の天丼。やはり、出かけるといろいろなものが美味しそうに見えてくる 笑


そんなこんなで、無事に帰宅。
イコラブ、これからも応援しつづけます。

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