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SF小説ーアイザック・アシモフ 


ロボット工学三原則

ロボット工学三原則を作ったのは、アイザック・アシモフです。
Asimovはアシモフでなくアジモフに近い音だそうです。
言いなれているのでアシモフで統一します。

私が初めて読んだ彼の作品は、『われはロボット』で、この中に三原則が出てきます。
第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。
    また、その危険を看過することによって人間に
    危害を及ぼしてはならない。
第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなけれ   
    ばならない。ただし、与えられた命令が、第一条に
    反する場合は、この限りでない。
第三条 ロボットは、第一条、第二条に反する恐れのない
    限り、自己を守らなければならない。

1950年に刊行された『われはロボット』(I' Robot)は
ロボットが主役のSF短編集で9編収録されています。
従順で頑丈で、眠らず(充電はしますが)、いつでも相手をしてくれるロボットに夢中になりました。
『鋼鉄都市』に出てくるR・ダニール・オリヴォーに恋心を抱いたのは私だけではないはず。

SF小説家

SFとはサイエンスフィクション、またはサイエンスファンタジーの略です。
アーサー・C・クラーク、ロバート・A・ハインライン、フィリップ・K・ディックなどの作品も読みました。
また、SFマガジンに掲載された、ネビュラ賞、ヒューゴー賞の受賞作を次々に読みました。

国内では小松左京、星新一、筒井康隆の小説を読みましたが
いつもアシモフに戻りました。

大量に読み流したのは『ペリー・ローダンシリーズ」です。
1961年に、K・H・シェールが第1巻を書き、30人以上の作家がリレー形式で続けています。
2022年に670巻が刊行されたそうですが、私は180-200巻の間で読むのをやめてしまいました。
最初は自室の本棚に並べていましたが、置ききれなくなり売ってしまいました。

ファウンデーションシリーズ

アシモフには、ロボットが主役のシリーズの他に、ファウンデーションシリーズがあります。
1942年に書かれた『ファウンデーション』から1992年刊行の『ファウンデーションの誕生』まで50年間書かれました。
今も持っているのは、『ロボットと帝国』と『ファウンデーションへの序曲』です。

アシモフのミステリである『黒後家蜘蛛の会』や『ユニオンクラブ奇談』も面白かったです。
推理小説家の一面もありました。

最後に

アシモフは飛行機が嫌いで、メンサのイギリス本部からの招待を断ったと聞いたことがあります。
小説の中で宇宙船を書くのと、現実で飛行機に乗るのは
違うんだと驚いた覚えがあります。
1992年に亡くなるまでに500冊以上の作品を残しました。
100冊くらいは読んだと思いますが、まだ読んでいないものや再読したいものがたくさんあります。




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