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【トレーニングメニュー紹介⑤】ライン間とギャップの活用

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育成年代の選手でもビルドアップを成功させるには「+1(数的優位)」を活用して、ズレを生み出し、安全に前進することが手っ取り早い方法だと思います。
最終ラインに人を足すことも、配置を変化することも「フットボール」としてとても大事なことだと思いますが、U13の選手たちにそれを仕込むのは時期尚早であると感じています。
(もちろんある程度結果を出すことが求められるU15やU18を担当していたときは⦅ゲームモデル⦆⦅型⦆として落ちる場所やタイミングまで提示することがほとんどでした)

ようは一生この環境でと同じ仲間でサッカーを今後のサッカー人生の中で「+1」がなくては前進できない選手にどれだけの価値があるのかということです。
だったら「+1」を創り出せる選手、同数の中から「質的優位」で「+1」にできる選手を育成したいものですね。
とはいえそこにはある程度の技術や個人戦術の理解は必要ですので、テクニックの向上とともにサッカーの構造の理解や相手の心理の逆をとる駆け引きが必要なわけです。

そんな中で、相手が1番密集している=攻略できれば一気に数的優位を創りだせる中盤を攻略するための、ギャップやライン間を活用して前進するスキルを身につけるトレーニングのご紹介です。

▷トレーニング目標
ライン間への侵入と脱出
▷獲得させたいプレー
・目的をもって相手を集める
・集めた相手を広げる
・ドリブルとパスの使い分け

「入口」と「出口」を変えること
「侵入方法」と「脱出方法」を変えること
で集めると広げるを有効的に行うスキルが身につくようにという意図です。



▷トレーニング目標
列を越える方法としてライン間やギャップを活用する
▷獲得させたいプレー
・列を越える手段を身につける(ターン/コントロール/サポート)
・中央に集めたら外から越える(中と外の使い分け)
・お互いを見ながらポジションを取り続ける

U13ぐらいの年代では5v5だと少し見るものが多くなりすぎて情報が多すぎるかも知れません。
指導環境やレベルによって微調整してください。


最近SNSでも話題になっていましたが、「同じメニュー」「別の指導者」が行えばそれはもう「別の練習」です。
極端に言えば監督とコーチのような関係性ですら別の効果を生んでしまうことが多々あるかと思います。

私がご紹介するメニューが
誰かのトレーニングの閃きに
誰かのメニューのエッセンスに
なってもらえれば幸いです。



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