戦争物アニメの音楽が秀逸
私は良くYoutubeやアマプラで近代戦争SFのアニメやドラマを良く見ます。
『沈黙の艦隊』はアニメと実写の両方見ました。
大変面白かったですが、もしこの映画やドラマに音楽がなかったらいったいどんな感じでしょうね。
動画の音楽は空気
動画を観るときはストーリーを追うのが主で、使われている音楽にそれほど関心を示す方は少ないかもしれません。
かくいう私もその一人でした。
動画の音楽は空気みたいなもので、それがあることで作品が成り立っているといっても良いくらいなのに、普段あまり意識されない裏方的な存在なのです。
私は最近アニメやドラマに使われている音楽がすごく氣になり始めました。
特に心に残っているのはアニメの『ジパング』のエンディングと『サブマリン707』のオープニングです。
どちらのアニメも有名で観られた方も多いと思いますが、私はどちらも最近知りました。
ジパング
私はこのアニメの曲が好きで、エンディングの曲(作曲 佐橋俊彦)が特に好きです。
上の動画の22分位からです。
しっとりとしたチェロの独奏から始まり、しっとり感を最後まで残しつつ美しいオーケストレーションが展開する曲です。
劇中で激しい曲や緊張感のある曲がたくさん出てきて最後にほっとする美しい曲で終わるのが印象的で、いつも1分ほどで終わってしまうのが惜しいと感じながら観てました。
サブマリン707
元々は少年サンデー連載の漫画で1965年から日テレで放映されたようです。
サブマリン707 - Wikipedia
このアニメのオープニング曲は何とも不思議な魅力のある曲で、Part1の5分30秒辺りからです。
魅力の一つはジャズとクラシックをミックスしたような音楽であることで、クラシックにはないテンションの効いたコードやジャズっぽいリズムが入りながらもメロディはヨーロッパ的です。
こんなことしたら普通は破綻しそうに思いますが、ちゃんと成り立っているところが素晴らしい!
魅力のもう一つは戦争物なのに短調ではなく長調であるところで、曲のどこかで長調になるとかではなくて、最初から最後まで全部長調で通しています。
この意外性がまた良いですね。
作曲者は誰なのかと思って動画のテロップを見ていましたが、ふにゃふにゃした読みにくい英文字がくねくね動いていてほとんど読めず、分かりませんでした。
BGMは宝の山
クラシックやジャズの古典に学ぶのは大事だと思いますが、映画やドラマ、アニメの音楽には古典の良いところをうまく抽出して現代人に聴きやすいようにアレンジしたものがたくさんあります。
料理方法を学ぶための良いお手本としてBGMを活用していきたいと思います。
おしまい
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