因果応報の意味 2 すべては自分次第
前回の続きです。
まだご覧になっていない方は前回の記事からご覧ください。
因果応報の意味 1 善と悪を分けるもの|Takahiro@明け方の民の調べ (note.com)
因果応報はウソなのか
因果応報の話をすると、大抵の場合すんなり受け入れてもらえるのですが、中には
「そんなの氣のせいでしょ」
と言う方もいらっしゃいます。
それとか、
「いくら頑張っても成果出ないし、うまく行くやつは大して努力もせずにうまく行ってるし、例外もあるよな」
みたいなことをおっしゃる方もいらっしゃいます。
もちろんすぐに結果が出ないこともあるでしょうし、前世があるとすれば今の境遇が今生の成果であるとは限りませんよね。
とはいえ、前世がどんなだったかなんて分かりませんし、素直に納得できない面もあると思います。
ですが、もっと身近な例で考えてみると分かりやすいと思います。
例えばこういうのはいかがでしょうか。
無財の七施
無財の七施というのは、お金を使わずに誰でもできる仏道修行の一つです。
眼施 (がんせ)…いつも優しい眼差 (まなざし)しで人に接する。
和顔悦色施 (わがんえつじきせ)…いつも笑顔で接する。
言辞施 (ごんじせ)…優しい言葉で接する。
身施 (しんせ)…困った人を見たら助けてあげる。
心施(しんせ)…ほかの人のために心を配る。
床座施 (しょうざせ)…席や場所を譲る。
房舎施 (ぼうじゃせ)…訪ねてくる人がいれば一宿一飯の施しを行い労をねぎらう。
無財の七施を行い、自分も周りも幸せにする7つの方法 | セレンディピティ (serendipity-japan.com)
言葉は難しいですが、要するにいつも人に優しいまなざしと笑顔で接し優しい言葉をかけ、困った人を助け他人を気遣いもてなす、ということです。
人によっては何らかの制限で出来ない項目があるかもしれませんが、ほぼ誰でもできることです。
これを常に実践している人と、この逆をやっている人の人生にどんな違いが生まれて来るか、想像に難くありません。
私の失敗談
私は今日、この無財の七施の一つである身施を実践できるチャンスに恵まれながらやりそびれてしまいました。
スーパーに買い物に行き入り口のドアを開けて入ろうとしたとき、向こうから段ボール箱を2つ両手に抱えてドアに向かっている人を見かけました。
彼女が外に出ようとしていると氣づいたのがちょうど私がドアを通ってドアから手を離した時で、もう一度戻ってドアを開けてあげようかと一瞬思いましたが、ちょっと気恥ずかしくてそのまま通り過ぎてしまいました。
要は意識の問題で、相手が知人であったり場所が会社のオフィスであったりしたら私の行動は違っていたと思います。
残念ながら私は赤の他人とそれ以外の人を区別しているようで、反省して次からは戻って開けてあげようと思います。
無意識にできれば最高
始めは意識的にでも実践していれば、やがて無意識にできるようになると思います。
すると何も考えなくても無罪の七施を毎日実践することになり、それが積もり積もったらいったい何が起こるでしょうか。
ものすごくダイレクトな反応としては、例えばあなたの素晴らしい行動をたまたま見ていた仕事関係の人がいて、その人があなたのことを見直し、商談がうまく行くとかですかね。
まあ滅多にそんなことはないと思いますが、たとえそういうことが無くても積み重ねた人の精神性は確実に高まり、あなたの評判は高まりますし、当然良い結果を引き寄せるでしょう。
そうすれば自分の周りの世界が変化していくように感じられるかもしれません。
スピリチュアル的な言い方をすれば、自分の思いや行動がそれに相応しい現実を引き寄せる、となります。
お金もかかりませんし簡単に出来ることばかりです。
嫌な相手を変える方法
いつも上げ足を取ってきたり難癖を付けて来るなど、自分を攻撃してくるような人がいたとします。
それが上司や仕事のパートナー、家族だったりすると困りますよね。
恨み、嫉妬、警戒、軽蔑、ライバル心、かまってほしいなど攻撃の理由は様々だと思いますが、自分も感情的になっていては永遠に問題は解決しません。
あいつさえ居なければ、と思っても無駄ですし、いくら口で相手を変えようとしても変わりません。
その相手に無財の七施を実践してみてはいかがでしょうか。
始めは心理的な抵抗を感じると思いますが、おそらく一週間くらいで相手が別人のように変化してくるのを目の当たりにすると思います。
私は何回かやってみたことがありますけど、ほぼ成功しました。
この人本当に誰かと入れ替わったのでは、と思うくらい変化します。
ただし例外あり
世の中には人が苦しむ姿を見ることが快感と言う人が100人いたら一人や二人はいます。
下記リンクの記事の後半に詳しく書きましたのでご興味のある方はどうぞ。
世にも明るい仕返し方法|Takahiro@明け方の民の調べ (note.com)
人をいじめることが趣味みたいな相手に無財の七施を実践するとどうなるのかと言いますと、
いじめているのに落ち込まないどころかニコニコしているあなたは、相手からしたら全然面白くないし不気味なので、そのうち近寄ってこなくなります。
あるいは何らかの形、例えば職場が別々になるとか離婚するとかで接触する機会がなくなります。
世界を作るのはあなた
これも自分が現実を作り出しているということですね。
「私が不幸なのはあいつのせいだ」
という思いは幻想で、すべては自分次第なのだと考えることで世界は一変します。
もちろん科学的に証明することはできませんが、これが宇宙の法則だと私は思います。
そういえば前回から言い続けている、宇宙は何でこんな仕組みになっているのか、という話を忘れていました。
めちゃめちゃ難しい内容ではあるのですが、次回こそ核心に迫ってみたいと思います。
つづく
カメラが捉えた因果応報の瞬間
この動画を見ることによってあなたは因果応報の実在を確信することができます!?
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