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Chillな景色を撮る

2月23・24・25日(金土日)は巷では奇跡の三連休だったが、僕は土曜日が仕事で飛び飛びの休み。それでも貴重な休みなので写真を撮りに行こうと考えていた。

でも、休みになってみるとものすごく寒くて外に出る気力も無くなって家に篭っている日が続いた。

家に篭りっきりになっていると少しずつではあるが精神が病んでくる感覚が日に日に増してくるのがわかる。
精神が病んでくる頃になって改めて「寒くても出掛けていれば良かった…」と後悔する。

そんなことを繰り返すうちに本当に無気力になってきて、もう外に出かけないと!写真を撮りに行かなきゃ!!ってなって2月26日(月)に用事の前の隙間時間を使って写真を撮りに行くことにした。

朝4時に起きてカメラ機材をリュックに詰めて出発、近所のため池と公園に向かった。

そのため池は数日前に車で通った際に発見した、池の中央に小島が浮かんでいるため池だ。

普段は遠くの湖などに浮かぶ景色を撮ったりしているが、まさかこんな近くに島のある池があるとは思ってもいなかった。

そんな発見から数日後、僕はそのため池のほとりに立ってカメラを据えていた。

朝6時半、人々が動き出しそうな時間帯に僕は池のほとりで写真を撮っていた。
池には野鳥たちが眠っているようであったが僕が来た瞬間にそのほとんどが飛び去ってしまった。(捕まえて食べたりしないのに…)

ため池の中央の島に残った数羽の鳥と島をいつもの長時間露光で撮影する。あまり時間がないから露光時間は3分以内として撮影枚数は2枚程度、撮影露光中はストップウォッチを確認するだけだから時間までボーッと水面と島を眺めていると言う現代社会に生きる人間としてはとても贅沢に感じる時間だ。

MamiyaRB67 , MAMIYA-SEKOR ZOOM C f=100-200 1:5.2 W ,KENTMERE PAN400

このボーッとしている時間が良い。
何も考えず、水面に僅かに立つ波とそよ風、薄紫からオレンジ、そして青空の色へ表情を変えていく空の色と雲の流れ、市街地ではあるが余り人が活動していないこともあって静かな空間の中、そんな景色を眺めていた。

ここ最近、悪天候・極寒の日が続いていたりして外に出れなかった日が続いたがこの数時間の撮影で少しはストレスが軽減されたように感じたと言ったchillな時間だった。

また撮りに行こう。。。

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