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壺の話

大事な友達が悩んで相談してきた時に
よくする話がある。

転職、職場、恋愛、、
いろんな悩みを抱えながら生きている人が
自分の力で少しでも好転できるような話。


ある大学の教授が講義に大きな壺を持ってきた。
そこにちょうどよく入るサイズの石を入れた。

「もう何も入らないと思う人?」

半分くらいが手を挙げる。

次は砂利を入れだした。

「もう何も入らないと思う人?」

8割くらいが手を挙げた。

次は砂を入れだした。

そして最後、水を流し込んだ。

「これでもういっぱいですね」


この教授が伝えたいことは2つある。


1つは、自分が思う限界の先があるってこと。
「もういっぱいだ」と思っていても
まだ隙間から何か入れることができるものがあった。

このようにとらえる人がほとんどであり、
自分自身もそう感じた。

しかし、僕はもう一つの意味が凄く好きだ。

教授が伝えたかったもう一つの意味とは、

「最初に石を入れなければ、石は入らない」

ということだ。

最初に砂利や砂、水をいれてしまっては
大きな石はいれることができない。

これは、自分の人生において大切にしていることは
優先的においておきなさい。ということだ。

砂利や砂、水というのは
知識やスキルであったり、人脈など
壺を埋めていくものであって
順番を間違えてしまうと
遅くなり、自分の生き方を見失う。

「自分にとっての石はなにか」

これを自分に問いかけて考えてみると
悩みの解決方法が見つかる。

というより、
自分の進むべき道が見えてくる。

「楽しいこと」でもいい。
「家族を大事にする」でもいい。

僕にとっての大きな石は
故郷である「沖永良部島」だった。

それを自分で感じたときに
島に帰ることを心に決めた。


人生の中で選択しなければならないときに
一番ダメなのが感情で決めること。

感情は簡単に変わるし、消える。

だからこそ自分の中で変わらないものを
最優先して選択を繰り返すことが大事かなと。

転職で悩んでいた友人に
心から感謝された話がこれだったので
noteに記すことにした。

沖永良部島→福岡 北九州/体育会フットサル部#11/地域創生学群/海外留学/島魂