実写化確実!あなたは子どものために人を殺せるか?【マイホームヒーロー】
かくいう私は無類のマンガ好きです。
年間100冊以上はマンガを読んでいて、少年誌・青年誌含め多様なジャンルを読破しています。
今日は、子どものために殺人をした男の話、『マイホームヒーロー』がめちゃくちゃ面白いのでその紹介です。
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主人公は推理小説マニアのしがないサラリーマン「鳥栖 哲雄(とすてつお)」。
講談社『マイホームヒーロー』第1巻より
ヒロイン(?)は、そんな哲雄の愛娘であり、半グレの彼氏を持つ零花(れいか)。
講談社『マイホームヒーロー』第1巻より
ある日、哲雄は半グレの彼氏から娘を救うために半グレの彼氏を殺します。
これを、趣味のミステリーで学んだ犯罪手法を駆使して隠蔽工作するというところから物語は始まります。
そして、自身は半グレ集団からの追及をかわしながらも、半グレの死を擦り付けようとします。
最強の半グレ集団としがないサラリーマンの哲雄の頭脳戦が繰り広げられるのです。
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見どころは何と言っても、ハラドキな展開。
哲雄は何度も窮地に陥りますが、その度に妻の歌仙(かせん)とともにピンチを切り抜けます(しかも娘には全てを隠しながら)。
そして、「家族愛」。
「(あなたは)娘のために殺人を犯せるか?」と聞かれて直ぐに「はい」と答えられる人は少ないでしょう。
しかし、哲雄がなぜ娘にそこまでできるかというと、妻の歌仙との結婚自体が命からがらのものであり、ギリギリの攻防をして結婚まで至った過去があるという理由がありました。
だからと言って殺人をして良い訳ではないですが、命を掛けて得た幸せだからこそ、哲雄は殺人というリスクを犯してでも娘を守ろうとします。
(この過去編についてはぜひ本編で確認を)
半グレとの緊張感ある闘いの合間に、ちょっとほっこりする場面があったりと鳥栖家の「家族愛」が感じられる物語となっています。
講談社『マイホームヒーロー』第2巻より
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『マイホームヒーロー』は、バトル漫画のような派手なアクションが無い分かなり実写向きの作品です。
数年以内に間違いなくヒットする作品だと思うので、ドラマや映画好きも読んでおいて損はないと思います。
さて、今日はこの辺で。
参考資料の購入や取材費、その他活動費用に充てさせて頂きます。