U25もピロリ菌除菌しましょーね、という話
近年、「健康」とか、「国の医療費」に関する話で欠かせなくなってきているのが「予防医療」。
「予防医療」とは、生活習慣の改善や検診などで病気の発症を事前に防ぐことです。
その中でも代表格なのが「ピロリ菌の除菌」です。
これは若い世代も重要な話なので、一度は調べてみて欲しいです。
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ピロリ菌は、胃の粘膜に住み着く細菌の事で、胃ガンになった人の95%がピロリ菌に感染しています。
自覚症状はありませんが、放置しておくと胃ガンの他に、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの原因にもなる恐ろしい菌です。
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ピロリ菌の感染経路ははっきりとは分かっていませんが、上下水道が整っていなかった時代に少年時代を過ごした比較的上の世代に生息してることが多いです。
しかし、既に上下水道の整備はされているので、今の若い世代の感染経路は親子感染がほとんどされています。
我々のように若い世代がなぜピロリ菌の除菌を考えなければいけないかと言うと、29歳までにピロリ菌を除菌すれば99.9%の確率で胃ガンが予防できるからです。
死のリスクが非常に高い胃ガンがここまで高い確率で予防できるのですから、除菌しない理由はありません。
(もちろん30代や40代も90%以上の高い確率で予防でき、このデータは、Asaka.M.et al:Hericobacter15;486-490.2010に掲載された論文で示されています。)
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いかにピロリ菌の除菌が重要かというのがお分かりになったかと思います。
まずお腹の中にピロリ菌がいるか検査する必要があるので、行きつけの内科の先生に相談するなどして検査を受けてみてくださいね。
私も近々やる予定です。
さて、今日はこの辺で。
参考資料の購入や取材費、その他活動費用に充てさせて頂きます。