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博士を志す

博士って?

 こんにちは,takaです.
今日は自分も目指している『博士(博士号)』についてのお話.
皆さんは,博士といわれるとどのような印象を持ちますか?
賢い
お堅い人が多い
大学で博士課程出た人でしょ?
いろいろなとらえ方があると思います.辞書を引くと,学問やその道の知識に詳しい人,学位の博士(はくし)の俗称,などとあります.

博士課程って何

これに関してはご存じの方が大半だと思います.一番わかりやすい説明は,大学院修士課程の先にある課程のことです.
じゃあ,修士課程と何が違うの?
多くの人が考えることです.自分も修士1年の秋までは『さすがに博士課程は行かない』と考えていましたがその考えがある日当然変化しました.
それは

博士課程は知識を身につけることに加え自分の研究成果を世に発信していく方法を学ぶ場

と感じたからです.ここで再び頭の上にハテナマークですよね.
研究成果を世に発信するってなあに?気持ちよくわかります.
世に発信する方法,それは研究の世界では論文を投稿することと思います.

???なにそれ???

そうですよね,そうですよね笑
分からない人が大半のはず.だって,そんなもの好き好んで読む人は特定の職種の人に限られてますから.
 基本的に,大学や企業さんの研究成果,というものは学術論文という調査・開発した成果をまとめた文章によって世に発信されていきます.この,世に発信していく,ということを博士課程ではメインで注力していくと自分は考えています.(当然,それを達成するための知識や思考力も鍛えます.)
多くの修士課程では論文の発信(投稿)を修了要件に課していません.しかし,博士課程では論文の投稿というのが修了要件に入ってきます.つまるところ博士課程は

論文を自力で書く力を鍛える

という点が修士課程と大きく異なるところであると自分は考えています.

じゃあなんで行こうと思ったのか

大切なところはここですよね.じゃあなんで自分が博士課程に行こうと思ったのか.それは単純です.

学術的な論理に沿って自らの成果を世に発信していける人材になりたいと考えたから

です.
 これをいうと大学教員になりたいの?と言われますがそれはあまり考えていません.なぜならこの世に発信する力はいろいろな分野で仕事・研究する中で必ず自分の武器になると考えたからです.
 例えば発信といってもその対象は様々です.教員になったら学生への発信は勿論必要ですし,企業の場合は取引様相手であるとかお客様相手に自分の意見を発信する場は必ずあると考えているからです.コミュニケーション能力とも考えられるかもしれませんね.

これから

 自分も来年からこの博士号の取得に向けてとある地方大学の博士課程に進みます.地方大学で大丈夫なの?!って言われますが,自分の興味あることをやらせていただける先生に巡り合えているのであまり気にしていません.(実際,博士課程ってその人がやるかやらないかみたいなところがあるので.)かなり孤独な戦いになることをすでに覚悟しています.前回のnoteを読んでいただければわかりますが,最近はかなりナーバスな気持ちになることが多く自分を律するのに必死です笑.

前回のnote:https://note.com/takaagri/n/n2d5d5e9228a1

しかしそれでも前に進めるように頑張ります.なぜならこの道を決めた自分の気持ちは本物ですし,ここでぶれると自分に間違いなく絶望するので.
 博士号を取得したその後は正直考えていません.今に必死すぎて笑.ただ,このnoteを書いているときは自分の気持ちの整理ができてかなり,かな~り気持ちが楽になるのでよっぽど苦にならない限り細かに続けていきたいと考えています.

本日も学会でした.濃い内容のお話を聞けて楽しかったしわくわくするようなお話もたくさんありました.自分も頑張ろ!
では明日もよい一日が訪れることを.
taka





p.s.
 もしこの記事を読んでいる自分と似た境遇の方,もしnoteを始めていないのであれば始めましょう.マジで,かなり気持ちが楽になります.自分の中のごちゃ混ぜになった情報が少しずつ整理できるから.

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