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いままでやってきたプライベートのデザインワークをまとめる

一応わたし、いままで仕事ではWeb専業のデザイナーとしてやってきたのですが、プライベートでは(音楽関係のデザインワークが多いせいか)何故かグラフィックが多いです。

V.A.「THE GOUP -THE NOUP GORGE REMIXES-」:ジャケットデザイン

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岡山の3ピースロックバンド、THE NOUPの(GORGE)リミックスアルバムのアートワークを担当しました。仕事で手を動かすことが少なくなってきてから何故か極まってきたPhothoshop写真加工術でレイヤーを重ねまくって(データを破壊=グリッチ)土着的な世界観を水木しげるタッチのモノクロ点描感で出しつつ、タイトルは初めてのデジタルグリッチ表現、というグリッチ×グリッチで異物感を出す試みです。

https://out.gorge.in/album/the-goup-the-noup-gorge-remixes

Franz Snake「New Age of Gorge」:ジャケットデザイン

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山と一体化してピラミッド化したクロポトキン(ロシアの思想家)が宇宙からのメッセージを受けて発光するというコンセプト(意味がわからない……)で作成。フォントはアシュ・ラ・テンペルの「New Age of Earth」を意識しています。
最近はデジタルリリースが多いのでjpeg書き出して終わりなのですが、これはカセット版も作ったので、印刷の発注やケースのセットアップまで自分でやって久しぶりにモノづくりって楽しいな、って思いました。

Londarkia「悪魔の喉笛 La Gorge du diable」:ジャケットデザイン

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一時期、デジタルリリースなのに帯付っていう意匠にはまっていて、多分それの一番最初のものだと思います。
イメージは中学の音楽の授業で聞いたシューベルトの「魔王」。

Sassa.ink「Tin Drum of Tom EP」:ジャケットデザイン

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帯付第二弾。元々タイトルからして元ネタが……まぁ分かる人はすぐ分かると思うので書きませんが、質感をだいぶ元ネタによせつつ、当然日本語タイトルも決まってくるので、帯付のコンセプトが良くはまったリリースです。
こういうのは大体ググって考えてる時間のほうが長いです。

Indus Bonze「Spring is coming from Gorge EP」:ジャケットデザイン

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帯付第三弾。これは逆に元々日本語タイトルだったので、そこから元ネタを考えた感じなのですが、これを見てキャンディーズだと思う人はいなそうですよね……帯中のコピーなんかもだいぶ寄せています。

Tea-chi「ISLAND GORGE」:ジャケットデザイン

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帯付第四弾。Tea-chiさんは沖縄のアーティストで「島(ISLAND)=沖縄」あたりから考えていった結果、自分の中に昔からある上々颱風と80年代ワールドミュージックのイメージを紐解いて作成。カラッと楽観的で未来志向なんだけど、いま2015年(リリース時)ですよね、っていう。帯の背景写真は与那国島の海底遺跡(与那国島海底地形)です。

hanali「ROCK MUSIC」:ジャケットデザイン

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hanaliの3rdアルバム「ROCK MUSIC」。これはCD流通盤もリリースされて、タワーレコードの情報誌「bounce」や媒体にも多数掲載されたりしたので、思い出深いです。
※ちなみにライナーノーツも書きました。

Franz Snake「Planet Gorge 2」:ジャケットデザイン

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フランツ・スネイクさんのアルバム「Planet Gorge 2」です。これもCD流通盤が発売されました。架空のSF映画の架空のサントラ、というコンセプトなので、レンズフレアとか影の付き方とかそれぞれのスケール感とかが全部デタラメの嘘っぱちっていうB級感を意識してやりました。

レーベル「GORGE.IN」:ロゴデザイン

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マークになっていただいているおじさんは、エドモンド・ヒラリーと一緒に世界で初めてエベレスト登頂に成功したシェルパのテンジン・ノルゲイさんです。

レーベル「slab」:ロゴデザイン

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スラブってクライミングで言うと表面が滑らかで巨大な一枚岩のことなんですけど、それとスラブ系フォントをかけて、クラックを施してみました。

まだもっと(フライヤーとかWebとかも)細々あった気がするのですが、取り急ぎ記憶が確かなワークスというところで。

#Design #デザイン #ポートフォリオ

読んでいただきありがとうございます。