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2024年ルヴァン杯1stラウンド2回戦ヴァンラーレ八戸vs鹿島アントラーズ@プライフーズスタジアム

4月17日はルヴァン杯1stラウンド2回戦ヴァンラーレ八戸戦がプライフーズスタジアムで行われました。

結果は2−1(延長)で勝利です。

この試合が鹿島アントラーズにとってルヴァン杯初戦でした。

そしてJ3の最下位との対戦でしたが紙一重での勝利となりました。

まずは八戸戦を振り返りたいと思います。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK29 早川 友基
DF16 須貝英大
DF55 植田 直通
DF5  関川 郁万
DF16  須貝 英大
MF8 土居 聖真
MF25 佐野 海舟
MF4 ラドミル ミロサヴリェヴィッチ
MF77 ギリェルメ パレジ
FW27 松村優太
FW36 師岡 柊生

今季よりルヴァン杯は大会方式が変わりノックアウト方式になりました。

そのため絶対に負けるわけにはいきません。

守備陣はリーグ戦とほぼ変わらないメンバーで臨みます。

攻撃陣は主力を休ませてきました。

交代
後半0分
土居 聖真→知念 慶
ボランチで出場の土居はなかなか攻撃のスイッチを入れることができませんでした。
ただもう少し長い時間見てみたかったです。
知念は絶対に負けられない試合で決勝点を挙げます。
やはりストライカーというところを見せてくれました。

後半0分
ラドミル ミロサヴリェヴィッチ→樋口 雄太
ミロサヴリェヴィッチは鹿島で公式戦初先発です。
守備を得意とする選手ですがトップ下での起用でした。
そのためほとんど存在感なく45分で交代しています。
樋口は同点弾のアシストなど途中出場でも役目を果たします。

後半0分
ギリェルメ パレジ→鈴木 優磨
パレジはリーグ戦で途中出場が多いため気合が入っていたはずです。
しかしJ3相手にも違いを見せることはできませんでした。
ミロサヴリェヴィッチ同様仕方がない交代になっています。
優磨は本来であれば休ませたかったです。
ただ攻撃を活性化させ流石のプレーでした。

後半19分
松村優太→垣田 裕暉
松村はもう少しスピードで勝負しても十分に勝てたでしょう。
サイドから突破をしチャンスを作りたい試合でした。
また決定機もあり決めなければなりませんでした。
垣田はポストプレーで得点に絡みます。

後半34分
須貝 英大→安西 幸輝
須貝もチャンスでありましたがアピールに成功することはできませんでした。
左SBは手薄なのでこちらもできるようになると出場機会が増えていきそうです。
安西はレギュラーであることがわかる試合でした。
貴重な同点弾でチームを救います。

延長前半0分
師岡 柊生→仲間 隼斗
師岡は序盤から縦への意識が強くありました。
しかし徐々にゲームから消えてしまいます。
仲間は相手が疲労していたこともあり精力的に動き回ります。

ハイライトは以下の通りです。

前半6分
植田のロングボールに師岡が飛び出します。
そしてGKとDFと交錯し混戦になりました。
そこへパレジがボールを奪いシュートもサイドネットです。

前半11分
ペナルティエリア右でFKを得ます。
これを土居、濃野と繋ぎ中央の松村に渡ります。
松村はペナルティエリア手前から右足で枠内にシュートを放つもGK飯田雅浩にセーブされてしまいます。

前半25分(0-1)
濃野が自陣右サイドでパスカットをされゴール前に迫られます。
音泉翔眞が至近距離からシュートも早川が左手でどうにかセーブします。
しかしそのボールを柴田壮介が左足で押し込みました。

前半37分
土居の直接FKは壁に当たり高く上がります。
GKがパンチングをしますが佐野が待っていました。
佐野は叩きつけるボレーを放ちます。
しかしクロスバーに当たりゴールはなりません。

後半2分
左サイドで優磨がヒールで落とします。
そして受けた師岡が低いクロスを上げました。
中でフリーになった松村が右足のインサイドで狙いますがGK正面です。

後半23分
右サイドから優磨が浮き球のパスを前線に出します。
これを知念が体勢を崩しながらなんとか頭で折り返します。
最後は樋口がダイレクトボレーを放ちますがGKに足でセーブされました。

後半37分(1-1)
前線での競り合いからペナルティエリア手前で勝負を仕掛けた樋口が左足で横にパスを出します。
安西は迷わず右足を振り抜きました。
巻かれたボールは綺麗な軌道を描きゴール右隅に決まります。

後半42分
左サイドの師岡がゴール前にクロスを上げます。
これを樋口が頭で繋ぎ垣田もワンタッチで落とします。
そして走り込んできた優磨が左足でシュートです。
強いシュートもGKにセーブされてしまいました。

延長前半7分
ゴール前でうまくボールを奪うと優磨、濃野とパスが繋がりペナルティエリア内に進入します。
最後は垣田が相手をかわし左足でシュートを打ちます。
しかしバーを越えてしまいました。

延長後半3分(2-1)
後方から植田がロングフィードをします。
これを仲間が頭でゴール前に送りました。
優磨が相手DFと競り合いボールがこぼれます。
そこへ知念が飛び込んで左足でボレーシュートを決めました。

延長まで120分を戦っての辛勝です。

前半の入りはよく一気に攻撃を仕掛けていました。

そこで得点できていればここまでの接戦にはならなかったでしょう。

そして結局リーグ戦のメンバーを起用することになり休ませることができませんでした。

次は中2日でアウェイでのサガン鳥栖戦があります。

本来であればこの試合でターンオーバーをして臨みたかったですが影響はどの程度あるのでしょうか。

とにかく負けたら終わりのノックアウト方式で勝ち進むことができました。

どんな相手であれ楽な試合はないことが身を染みてわかったはずです。

ルヴァン杯の3回戦はリーグ戦で好調なFC町田ゼルビアとの対戦に決まりました。

すでにリーグ戦では対戦し黒星を喫しています。

今度は必ず勝ってプレーオフラウンドに駒を進めましょう。

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