「誰も知らない世界へ向かっていく勇気」を「漫画」っていうらしい

『ドラゴンボール』は、セル編ぐらいから結構アメコミのスタイルを取り入れてる。

どっちが優れているというより、アメコミの要素を入れることで、漫画表現をアップデートした。
『ジョジョ』もそうだよね。

大友克洋さんや谷口ジローさんのように、フランスのメビウスの要素を日本漫画に取り入れた漫画家もいる。

宮崎駿さんの『ナウシカ』は、メビウス+諸星大二郎って感じかな。

そして今の漫画家は、スマホで観ても読みやすい漫画表現も模索してる。

「今までにないもの」を常に追求し続けているから、日本の漫画は進化してる。

そもそも「日本漫画=手塚漫画』という認識自体が間違ってる。

1970年代には、萩尾望都さん達、『少女コミック』の漫画家が中心となって、少女が読みたい漫画表現を作り出した。

『じゃりン子チエ』も高畑勲さんが絶賛するほどの完成度を誇るけど、手塚漫画じゃないよね。

あと忘れちゃいけないことは、漫画は「子どもが読んで面白い」ものだということ。
ストーリーが理解できなくても絵だけで楽しめるのが漫画でしょ!

「今の」少年少女に「面白い」と言ってもらおう、という気持ちを失くしたら、漫画は衰退していくよ!

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