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($INTC) インテルQ1決算報告と、カンファレンスコール要約

2024/04/25に発表されました、$INTC(インテル)
の決算報告とカンファレンスコールの要約となります。


基本的に経営陣の発言のポイントだけに絞り込んであります
カンファレンスコールの出典元はモトリーフールからです。


それではどうぞ!


決算内容

決算ミスでした。

売上高予想: $128.8億に対し、結果:$127.2億 ダメ

EPS予想: $0.15に対し、 結果: $0.18でした OK

Q2のガイダンス
調整後EPS予想:24cに対し、10c でした。
売上高 予想136.3億ドルに対し、125億ドル~135億ドル調整後売上総利益率予想45.3%に対し、43.5% でした。ガイダンスもダメでした

決算プレスリリース


2024年第1四半期の財務結果のハイライト

  • 第1四半期の総収入は127億ドルで、前年同期比9%増。

  • 第1四半期のGAAPベースの1株当たり利益(EPS)は-0.09ドル、非GAAPベースでは0.18ドル。

  • 2024年第2四半期の収入予測は125億ドルから135億ドル。第2四半期のEPS予測はGAAPベースで-0.05ドル、非GAAPベースで0.10ドル。

  • 「私たちは優先事項に対して着実な進歩を遂げ、堅調な四半期を終えました」とIntelのCEO、パット・ゲルシンガー氏。クライアント、エッジ、データセンターの各ポートフォリオにおける革新が、Intel製品の二桁の収益増加を牽引。

  • 新設のファウンドリ運営モデルにより、透明性と説明責任が向上し、事業全体での意思決定が改善されているとCFOのデイビッド・ジンズナー氏。

  • 2024会計年度における収益と非GAAP EPSの年間成長を予測。全年度の粗利益率は約200ベーシスポイントの改善が見込まれる

カンファレンスコール要約


引用元はモトリーフールとなります

冒頭部分

Intelの2024年第1四半期の決算カンファレンスコールで経営陣が述べた主要なポイントです。

  • 第1四半期の収益は予想通りで、非GAAPベースのEPSはガイダンスを上回った。

  • 製造と製品グループ間でファウンドリ関係を確立し、新しいオペレーティングモデルへの移行を公式に完了。

  • インテル・ファウンドリは重要なマイルストーンを達成し、新しい顧客を獲得して外部からの収益目標を確実に達成する自信を持っている。

  • 2024年第2四半期の収益見通しは12.5億ドルから13.5億ドルで、非GAAPベースの予測粗利益率は約43.5%。

  • AI PCの需要が高まっており、特にエンタープライズ市場のリフレッシュサイクルによって後半に向けてさらに増加する見込み。

  • MobileyeとAlteraは、それぞれの市場での成長機会を活用し、将来のIPOに向けて動き出す計画。

  • データセンターおよびクライアントセグメントは、新しいIntel 3と18Aプロセスノードへの移行により、競争力を高める。

インテルが新しい製品とファウンドリビジネスの進展に自信を持っており、将来の成長と利益向上に向けた明確な戦略を持っていることが強調されました。

質疑応答

  • 第1四半期は市場の期待に沿う形で推移し、非GAAPベースのEPSは予想を上回った。これは予想以上の粗利益率と強固な費用管理によるもの。

  • 2024年下半期には、特に第3四半期と第4四半期に連続して二桁の収益成長を見込んでいる。これは、AI PCやWindowsのアップグレードサイクルなど、製品ポジショニングと市場の動向によって推進される。

  • AI PC市場においては、特にデータセンター向けに新製品を投入することで、製品の平均販売価格(ASP)が健全に増加している。

  • Intel Foundry(インテルのファウンドリ部門)は、今後数四半期にわたって毎四半期ごとに改善を見込んでおり、収益と利益率の向上が期待される。

  • 2024年第2四半期の粗利益率の低下は、主に増加するスタートアップコストによるもので、第3四半期と第4四半期には改善が見込まれている。

  • データセンター部門では、競争力のある製品ポートフォリオにより市場での地位を安定させつつ、新製品「Sierra Forest」と「Granite Rapids」によってパフォーマンスを向上させ、シェア回復を目指している。

  • AIアクセラレータのロードマップに関しては、Gaudi 3が好評を博しており、Falcon Shoresの導入によって、よりプログラム可能で幅広い用途に対応できる製品を提供する計画。

総括

ntelの経営陣は製品の競争力強化と市場でのポジション向上を重視していることが明らかです。また、特にAI関連の技術と市場展開に注力しており、その進捗に自信を持っている様子が伝わってきます。

以上となります。


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