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AMD:アドバンスト・マイクロ・デバイセズ($AMD)Q1決算報告とカンファレンスコール要約

2024/04/30に発表されました、$AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)の決算報告とカンファレンスコール要約です。
基本的に経営陣の発言のポイントだけに絞り込んであります
決算元はプレスリリースからです。

https://d1io3yog0oux5.cloudfront.net/_9862ce3fc3945b50391367ac67a44a97/amd/news/2024-04-30_AMD_Reports_First_Quarter_2024_Financial_1192.pdf

それではどうぞ!

◆決算内容

良い決算でした。

EPS予想:$0.61に対し、結果$0.62 でした OK
売上高予想:$5.45億に対し、結果$5.47B億でした。OK
Q2のガイダンス
売上高予想:$5.69億に対し、新ガイダンス$5.4億〜$6.0億 でした OK

◆2024年第1四半期の財務結果のハイライト

  1. 財務概要:

    • 総収入: $5.5 billion

    • 非GAAPベースでの総利益率: 52%

    • 非GAAPベースでの営業収入: $1.1 billion

    • 非GAAPベースでの純利益: $1.0 billion

    • 非GAAPベースでの1株あたりの純利益: $0.62

  2. セグメントごとのパフォーマンス:

    • データセンターセグメント: 前年同期比80%増の$2.3 billion

    • クライアントセグメント: 前年同期比85%増の$1.4 billion

    • ゲーミングセグメント: 前年同期比48%減の$922 million

    • 組み込みセグメント: 前年同期比46%減の$846 million

  3. 戦略的ハイライト:

    • AIソリューションの拡大: クラウド、企業、組み込み、PC市場向けに展開。

    • 新製品の発表: Ryzen PROノートブックやデスクトッププロセッサ、Versal AI Edge Series Gen 2 SoCなど。

    • パートナーシップと製品のデモンストレーション: Lenovo, HP, Dell Technologiesなどからの新プラットフォームの導入。

  4. 次四半期の見通し:

    • 収入予済: 約$5.7 billion(前年比6%増、前期比4%増)

    • 非GAAPベースでの総利益率: 約53%

●カンファレンスコール要約冒頭部分

  1. AMD第1四半期2024財務結果の概要

    • 総収入は55億ドルで、前年同期比で2%増加。

    • セグメント別では、データセンターとクライアントの売上がそれぞれ80%以上増加。

  2. データセンターセグメントの成長

    • データセンター売上は前年比80%増の23億ドル。

    • AMD Instinct MI300X GPUの出荷拡大とサーバーCPU販売の二桁パーセント増加が主な成長要因。

  3. クライアントセグメントのパフォーマンス

    • クライアントセグメントの収入は14億ドルで、前年比85%増。

    • Ryzenモバイルおよびデスクトッププロセッサの強い需要により、売上が増加。

  4. ゲーミングおよび組込みセグメントの状況

    • ゲーミングセグメントの収入は前年比で48%減少し、季節的要因による通常の減少。

    • 組込みセグメントも同様に、在庫調整の影響で売上が前年比46%減少。

  5. 今後の見通しと戦略

    • データセンターGPUの売上が2024年に40億ドルを超えることを期待。

    • クライアントセグメントでは、企業のリフレッシュサイクルとAI PCの採用が市場を成長させると予測。

◆質疑応答部分

  1. MI300の売上見通しの上方修正について($3.5 billionから$4 billionへ)

    • 新規顧客の獲得と既存顧客からの追加注文、クラウド及びエンタープライズ分野での需要拡大が見込まれるため、売上見通しを上方修正。

  2. 供給面の対応について

    • MI300の生産は順調に進行中。過去90日間で顧客と連携し、製品のデータセンターでの適格性評価を進めている。供給面でも、パートナーからのサポートが良好で、供給は予想以上に順調。

  3. データセンターGPUのロードマップと競争力について

    • マルチジェネレーショナルでマルチイヤーのロードマップを持っている。最先端のAI顧客との密接な関係により、ロードマップに対するフィードバックが多く、GPUアーキテクチャの柔軟性を活かして必要に応じてロードマップの変更が可能。

  4. エンタープライズデータセンターのCPU市場における成長予測について

    • 顧客による古い機器のリフレッシュ需要があり、AIヘッドノードでの成長が期待される。クラウドおよびオンプレミスでのAMDの採用が進んでいる。

以上となります。

収益リリース及び、カンファレンスコール要約はAIを利用しております。
予めご了承ください



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