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Buddy Daddies 9、10話 物語制作者の為の分析

●今回の特徴

※9話は箸休め回。
10話への伏線。組織の上司が、主人公とバディの腕が鈍っている(ヒロインのせい)のを何とかするように、組織の使いから言われている。

10話↓
・元々交わるはずのないキャラクターが主人公の元へ現れ、いずれくる別れが訪れる時のプロットに使えそうです。
・続き物ならぽっと出のキャラとバイバイする時のスパイスに、メインで使うなら二幕後半って感じだろうか。

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※●はメインプロット、Sはサブプロット、Cはコミックリリーフの略です

●セットアップ1
・とあるイベントが控えている(クリスマス)。それぞれ準備する主人公、バディ、ヒロイン。

●インサイティングイベント
・ヒロインの過去に関係がある人物(以下母親)が現れる。
その人物は本来ヒロインが帰るべき場所であり、ヒロインを返すように要求。主人公は動揺する。

10%

●問答
・ヒロインは今の暮らしを母親に見せる。母親は心を入れ替えた様子の母親は、ヒロインの日常にて母親らしいことを振舞う。その場に居合わせている主人公はやきもきする。

25%

●ピンチポイント1
・ヒロインが居ないところで本題。母親は生い先が短く心変わりしたことを告白。さらに主人公とバディの職業を知っていて、その弱点を責めてヒロインを返すように言ってくる。
その日は一旦帰る母親。

40%

●ピンチポイント1のリアクション(ミッドポイント)
・主人公とバディは組織の上司に相談。上司は母親に連絡したのは自分だと告げる。それぞれが本来の正しい生き方に戻るうえ、組織からの忠告も受け入れることになるのでその案を落とした。
主人公とバディは組織に残りヒロインを諦めるか、ヒロインといることを選び組織に背くかどうかの選択を迫られる。

50%

●最後の晩餐
・主人公は別れを決意し、ヒロインと最後のひと時を楽しむために行動する。
ちょっと悲しくなりつつも、楽しいひと時を過ごしていく。
クライマックスはそれらしい場所で行う(この作品の場合観覧車)

●クライマックス
・ひとしきり楽しんだあと、主人公とバディはヒロインを元の世界へ(母親の元へ)手放す。

100%

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◇ちょっと感想

・泣いちゃうこんなの・・・。頼むから三人で幸せになってくれ・・・。

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