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Buddy Daddies 11話 物語制作者の為の分析

●今回の特徴

・大事なものを手放す→それが危険な目に遭い、助けに向かう→やはり手放すのは間違いだった
というプロット。二幕に入るきっかけ、もしくは三幕に入るきっかけに使えそうです。

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※●はメインプロット、Sはサブプロット、Cはコミックリリーフの略です

【S1 セットアップ】
・ヒロインが居ない日常を過ごし、元気に振舞っているつもりだが、寂しく生活している主人公とバディ。徐々に退廃的にもなっている。

【S1 破壊の予兆】
・バディは前から打診のあった、組織の元のさやに戻る事を決める。それを主人公へ報告。三人はバラバラになることになる。

20%

●忍び寄る悪者
・ヒロイン視点。母親と幸せそうに過ごせている。
・主人公もバディも、ヒロインが居なくなった生活で進む道が逸れていく。

30%

●ピンチポイント2
・バディは元のさやである組織のボスの元へ。そこで身辺整理としてヒロインが消されることを聞く。
・バディは急いで主人公へ連絡。主人公も急いでヒロインの元へ急ぐ。

・ヒロインの元へ刺客が来る。母親が重傷を負ってしまう。

50%

●死の臭い2
・主人公が駆けつける。刺客と戦い、怪我を負うがなんとか追い返す。組織の上司も助けに来ている。

60%

・意識が朦朧としている母親は、ヒロインを主人公に託して力尽きてしまう。警察が来るため、主人公と上司はヒロインを連れてその場を離れる。

70%

●闇夜を彷徨う
・上司の隠れ家へ一旦隠れる。バディも辿り着く。
上司はこうなった責任は自分のせいだと責める。バディもヒロインの両親を奪ったのは自分のようなものだと責める。

80%

・今後ヒロインをどうしようか話し合う主人公とバディ。
※上司はご飯の用意で席を外している。
主人公はヒロインを守るために組織の手が届かない、どこか遠くへ連れていき二度と合わないことを提案する(間違った選択)が、バディがそれを否定する。
自分達が変わる最後のチャンスだと思い、バディは初めて自ら行動を起こすことを決める。その決意は主人公のゴーストごと背中を押すような提案(今度こそ大切な人を幸せにする)。

90%

●プロットポイント2
・主人公はバディの決意に心が動かされ、二人でヒロインを守りぬき、三人の幸せを守ることを誓う。組織を抜ける決意をする。
C:家事の分担の話。
・そのことを上司に報告する。

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◇ちょっと感想

・ママン、よくある「感じ悪い奴が急にいいやつになると死ぬ法則」がここでも発動してしまったな・・・。

・零が啖呵切るところ格好いい。しかし組織を抜けるとなると組織全員の刺客を敵に回す訳だろうけど、さすがに厳しくないか?

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