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化粧の起源の役割は?これからの意味は?

化粧って?いつが起源なの?

化粧の前には入れズミの文化がありました。

今のところ紀元前3300年頃のミイラから入れ墨が発見されてることからも少なくともその時代には入れ墨は存在している。

入れ墨は世界中で部族、環境が違えども人間が何かしらの目的や意味を持ち施している行為なのだが、一般的には呪術的、信仰的、武術的な意味を持ちそれを身体に刻んだのではないかと言われている。

それが、ある年代から入れ墨は化粧として移り変わる。

そして入れ墨がそのまま現代まで継承されている民族と入れ墨は化粧として写り変わる民族が世界中にある。

では後者の入れ墨が化粧として移行した民族、国家はどんな背景があったのか? 文明が栄え都市国家を形態できた文明から化粧に移行してきたのではないのだろうか。

その時代でも化粧は神事、呪術的な意味合いを持ちそれに司る人々が施しをしていた。一方で権力者達も権力、富の象徴として化粧を行っていた。

要は強き者、と神的な意味合いに司る者だけの象徴として化粧は入れ墨と同じ意味合いを保持しつつ変容していったのではないだろうか。

弱肉強食の動物の世界ではより明確でオスがより華やかでメスは地味だ。

ライオンだって、孔雀だって、わかりやすく派手なのはオス。なんでか?それは自分の遺伝子が優秀である証をメスに誇示するために必要な自然界の進化であるから。そう、メスがオスを選ぶために必要な遺伝子サインとして華やかで立派な姿、形をしているのだ。

だとしたら人間もそう、優秀である、力があることの象徴として化粧は古代では意味をなしていた。

ではいつから女性が化粧をすることになったのだろうか?

男性が力を持ち社会を掌握するようになり、国家制度も農地、牧地を有するようになると、女性はか弱い立場に入れ替わり、男性に選んでもらわなければ生きていけないポジションになった頃から女性も化粧をしだしたのだ。<<一部の神事に司る女性以外のこと>

男性に選ばれるための女性の化粧。それは性的魅力と健康的な魅力とを両方を兼ね備えた姿を、時のトレンドとして続いているのだ。

もちろん、産業革命から第二次世界対戦移行は化粧の意味あいも変わってきており、民衆に広まり、身だしなみ、ファッションなどいろんな付加価値が付いてくるのだか。

では選ぶ、選ばれるの立場、社会的経済自立の観点からいうと今の時代は男性も女性も選ぶ立場にあるのではないでしょうか。お互いが選ぶ。互いの経済的自立の元に化粧をする、しないを考えると、男性も化粧をするのは時代の流れとして納得がいく。もっともっと増えていくSDGSという言葉が時代を象徴しているように、社会的自立においても個を美しく見せていく(自分の価値を施す)化粧の真の意味になる世の中だといいなぁと

六本木のとある鉄板焼きで、経済、歴史、アート、映画、エコノミストの超プロフェッショナルな人々と語らった日。

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