How to 越境EC phase: 7 近道はない、集客において大事なのは日々の積み重ねのみ

では、今回は簡単に集客について書いていきます

まず、皆さん分かっているとは思いますが、ウェブショップを立ち上げてもすぐに売り上げが出る事はありません。
始めたばかりのウェブショップというのは砂漠のど真ん中に店があるような状態なので、売れるどころかまずお客が来店する事もほぼないでしょう。
僕の経験談から話しますが、事前にebayでの販売を3年ほどやり、ebayでの顧客に宣伝もしてたので、開店時でもそれなりのアクセス(それでも一日に100いく程度)がありましたが、ウェブショップ1か月目の売り上げは2件のみ、金額でいうと100ドル程度でした。ebayでの実績があっても最初から売れるというのは難しい事です。
phrase6でも書きましたが、バイヤーにとってはebayの方が有利な条件が多いので、バイヤーとセラーの条件が対等になるウェブショップでは、ebayからお客の流入は難しい、と思います。これもebayからではなくウェブショップから開始する理由の一つです。

ちなみにebayでは商品説明文にウェブショップのURLや名前を書く行為、メッセージでURL、またはメールアドレスを送る行為は禁止されていますので、そういった形でのebay内の宣伝はできません。ebayを宣伝媒体としても使いにくい、これもebayからのスタートをオススメしない理由です。

では、集客はどうすればいいのか。
もうお分かりの方も多いとは思いますが、SNSの利用です。
Twitter、facebook、Instagram...現代にはテレビ以外のメディアが無数に存在します。それを活用するのが現代流のマーケティングといえるでしょう。

SNSでの集客は以下の二通りが基本となります。

- 自分でフォロワーを増やす
- 広告を掲載する

この二つの大きな違いは、お金をかけるか、かけないか、です。
まずはお金をかける広告を出す手法から。
SNSの広告は、広告を表示する対象アカウントを年齢層や性別や国、更に時間帯や1アクセスにつき何円などの条件を絞って設定する事が出来ます。そのため、不特定多数に見られ、なおかつフォローしていない層にも表示されるので新規開拓、また時間を短縮して宣伝する事が出来ます。
また広告が表示されるだけでは料金は発生せず、広告をクリックしてウェブショップにアクセスした時点で料金が発生するというシステムになっており、必要分だけを支払う事ができるのもメリットの1つです。

一方で自分でフォロワーを増やす、というやり方は基本的にお金が必要ありません。工夫次第ではお金をかけずにかつ自分のやり方で構築していける点が大きな魅力でしょうか。

これに関してはどちらのやり方でもいいと思います。
お金があるのであれば広告でいいと思いますが、ただ確実に成果を保証する訳ではないのでその点での注意が必要です。

ちなみに私は広告を使わずに地道にフォロワーを増やしていき、一年でTwitterが1500、facebookが500、Instagramが2000程度のフォロワーになりました。
越境ECではSNSでの宣伝でも基本は英語になるので、英語を学ぶ場所としても活用できます。実際にここで覚えた英語は生きた英語が多く、私の英語力の向上にもつながり、一石ニ鳥でした。

SNSマーケティングにおいて最も大事なのは、毎日更新をする事、です。
当たり前の事のようですが、これが中々難しい事です。
SNSマーケティングに誰にでもあてはまる「答え」や「攻略法」はありません。100人いれば100通りのやり方があります。また効果が出るのには時間を要するため、根気よく続ける必要があります。人は結果が出ないとモチベーションが下がり持続する事が難しくなっていきますので、大半の人が途中で諦めてしまいます。
- 効果がでないからといって途中で諦めず、毎日更新し続ける事
- 自分なりのやり方を試行錯誤していく事
この2点がSNSマーケティングの最大の攻略法、と私は思っています。
今でこそ何万とフォロワーがいる人達もスタートは同じです。最初は0から始め試行錯誤した結果、今があるのです。

今回はここまでです。
では、次回は何故SNSマーケティングを勧めるのかを更に掘り下げていきましょう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?