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写真を撮らない私が書く、写真家さんたちのこと。


写真家さんというのは、
自分だけに見える、自分だけの世界が、
カメラのレンズの中に存在しているのだろうか。


そう思うくらい、彼らは写真や映像を通して、
私の目から見える世界とは違う、
様々な世界を魅せてくれる。

それは時に、
同じ場所で撮影されていたとしても、
同じ風景だと気づかないこともあるくらいで、
どうなっているんだろうと真剣に考えてみる。


ある時は、木のざわめきや、小鳥のさえずり、
静寂という音までも映し出す。

またある時は、風の感触や、ひだまりの温かさ、
人の温度感まで伝わってくる。


花や草木の香りも、
潮風や曇りの日の空気までも、
写真の中にしっかりと存在している。

まるで違う世界がそこにはあって、
さぁ、どの世界に行く?
と問いかけられているような気持ちになる。


彼らの物語の世界にワープして、
その中の一員になったつもりで、
今日もお気に入りの写真たちを見つめてみる。



いつかその風景をリアルで感じてみたいけれど、
彼らのレンズ越しの世界に遊びに行ける、
そんな写真や動画という世界は魅力的で、
私の人生をより豊かなものにしてくれる。



今日はどこに遊びに行こう。


たくさん旅をさせてくれる写真家さんたちに
感謝の気持ちと敬意を込めて。


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