電車の移動時間を邪魔するな。

電車やバスの移動時間というのは、とても有意義な時間だ。
スマホでニュースをチェックしたり、小説を読んだり、仕事の連絡を返したり、目を閉じて体力を回復させたり、車内に可愛い子がいたらチラチラ見てしまったりと、やれる事は山ほどある。

たまに、この移動時間をぶち壊してこようとする者が現れる。

駅で会う同僚や先輩などだ。
頼むから俺もそうするように、俺の姿を見かけたら声をかけないで無視して欲しい。気が付かないフリをしていてほしい。
遠目に見かけたら素早く別のホームにいってほしい。次の電車に乗ってほしい。

少なくとも、俺はそうしている。
電車の乗客95%は使ってるであろうエスカレーターではなくエレベーターを使う。時に階段を使う。
ホームに並んでいる人をざっと見まわし、知り合いがいない事を確認する。

そして、席に座った後はじっと本を読む。
僕は読書がめちゃくちゃ好きなので、電車の移動時間=読書の時間としている。
ブラック体質の会社で働く俺にとっては、数少ない娯楽の時間だ。絶対にこの時間だけは邪魔されたくない。
目が合わないよう、なるべく他の乗客は見ない。
AirPodsでノイズキャンセルにして、雑音が入らないよう電車内で「電車内の音」という環境音をBGMにする。このためにYouTubeプレミアムに入っている。
イヤホンをする事により、俺に話しかけようと考えてる人に対して、やめておこうという気持ちにさせる。
俺が思うに、イヤホンをしている人間としていない人間。話しかけられずらいのは絶対に前者だ。気が付かない可能性があるから。

俺は自分の時間を確保するため、電車とバスの移動にはそのくらい全力で挑んでいる。

一番の勝負どころは、外出を伴う打ち合わせだ。
電車で30〜40分かかる場所で打ち合わせがある時、俺は必ず現地集合にする。
会社の人とそんな長時間電車に乗りたくない。そんな時間があれば自分のために使いたい。
行く時はいい。
問題は一緒に帰ろうをどうかわすか。
俺は「すみません、1件急ぎの電話があるので先に戻っててください」が定番だ。
このためだけにわざと取引先に電話するくらいだ。

と、移動について思ったことを書いてみたが、共感できるという人と話がしたい。

一番歯痒いのは、この話を会社の人にはできないという事だ。

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