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アンナバンからアンオーにするとき、おしりごと持ち上げるような感覚で。

2016年11月10日
タカギバレエらしいコメントが箇条書きになっている。

「アンナバンからアンオーにするとき、おしりごと持ち上げるような感覚で」
アンナバン(両腕は前)からアンオー(両腕は真上)に腕を持ち上げる時に、
後方に動く腕にバランスをとるために、顔やあごが前に出てしまうことがある。
後方に動く腕にバランスを取って、前方に移動させるのは、おしりである。
骨盤を開きながら、おしりを斜め上前方に持ち上げるように意識すると、
体全体が引き上がり、美しく見える。

「床を踏むと自然に押し返しで体が上がる。
プリエをすれば、必ず自然に引き上がる」
プリエで床を押すのは、反力で上に引き上げる力を得るため。

「カンブレのイメージは、下からの引き上げの結果として下がるように」
後ろ方向のカンブレ(反ること)をただ背中をぐいっと反らせることと理解し、背骨の蝶番を柔らかくすることに専念してしまいがちである。
タカギバレエで求められたカンブレとは、作物が実って穂先が垂れていくような自然さで、下から引き上げた結果として自然に先端が下がるようにとのこと。
踊りの上では、カンブレの際に、できるだけ上半身を上に引き上げ続け、
先端の重みで自然に体が曲がる様に意識する。
曲げることになるべく力を入れないということだと思う。
このようにすると、背骨を傷めることなく美しいラインのカンブレができる。

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