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力を抜くときには、スパイラルで上に捻じりあげていくように小さくまとまっていくイメージで

2012年1月31日

「すべてのパの動きは、プリエの時にねじって力をため、それをルルベや回転、ジャンプの時、力を抜いて解放するということの繰り返しで成り立つ。」

見える姿で学ぼうとすると、どうしても高く飛んでいるその時、グルグル回っているその時、ルルベで引きあがった頂点その時にギュッと力むものだと思ってしまう。

そうではなく、プリエや正確なポジションで周到な準備(力み)をしてこそ、高い技術をあたかも自然にそうなったかのように見せることができる。
「回転やジャンプはあくまで【結果】である。」ともよく言われた。

ここで気を付けたいのは、「力を抜くこと」は体が下に向かってずるっと広がることではなく、あくまで上方に抜けていくような意識をもつことである。
そして、抜けていく力のイメージは上に向かってスパイラル(らせん)状に小さくなっていく。このイメージにより体の芯が小さくまとまり、美しく見せることができる。

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