自分を見せたくない、知られたくない。闇と光。


私が本当に心を開いてるのは、夫と子供しかいない。

何で、みんなそんなに開けっぴろげに自分を見せられるのか、
学生の頃から不思議で仕方なかった。

ある意味、憧れというか、私もそういう風になれたらな、
そういう人がカッコいいと思って、生きてきた。

いつもオープンな人は、
自分に自信を持っているように見える。
コンプレックスを持ってないように見える。

オープンになれない自分から見たら、それは憧れのような羨ましさみたいなものがあった。


私は、自分自身を見られたくない。


過去、親友であっても恋人であっても、
本当の自分を知られたくないから、私を構成している自分のコンプレックスを誰か人に言った事は一度も無かった。



ただ数年前に一度だけ、自分がコンプレックスに感じている事を、
私が信頼して大切だと思える人に相談してみたが、
それは誤解され、火種を生んで、
結局ひどく人間不信感を深めただけだった。


後から知った事だけど、腸が言っていた。
自分の悩み事や、モヤモヤしてる事を家族以外の人に吐き出してはいけないよ。って。
それはほとんどの場合、悪い方向にしかいかないよ。って。

物事を解決するのは、結局のところ、自分自身か、
もしくは見えない世界の人たちがやってる事だから、
もし言いたくなった時は、腸に言ってね。って。

見えなくてもちゃんとそばで聞いてるよ。って言ってた。


ちなみに、家族にモヤモヤした事を話すのは、大丈夫。家族の場合は聞いてくれた相手がそれをちゃんと昇華してくれる(そのモヤモヤはちゃんと上へ行って消えてしまうという意味)。

ただ、他人にモヤモヤを話すと、それはただ相手にモヤモヤが渡っただけ。
よくモヤモヤを言い合ってスッキリしたような気になってるが、それはお互いのモヤモヤを渡し合っただけで、
自分のは無くなったかもしれないが、相手のものをもらってしまっている状態。



腸の勉強をしていく中で、
私がとても救われた事。

「他人に自分自身を見せたくない」

という気持ちを持ってて良い。という事だった。

「誰にも自分を知られたくない」

私の場合はコンプレックスの部分からきてる感情だけど、人によっては、辛い経験とか、
あるいは大切にしてる思いとか、夢とか、色々あると思う。
その気持ちは、大事なものだし、
腸からしたら、むしろ逆に簡単に他人に見せてはいけないもの。

だと知った。これで良かったんだ。
この気持ちがいけないものだと思ってきた私にとっては、
とても救われた気持ちになった。



光と闇について


この光と闇については、書き方が難しいです。
誤解されると怒られる内容だと思うし。
でも、書いてみます。


いつもキラキラでいよう。
いつも笑顔でいよう。

以前の記事に書いた、私が昔一生懸命勉強していたスピリチュアルには、
そういう事も書いてあって、
そのスピリチュアルの神様では、その教えで成功させてもらったし、
うまくいった。

でも、だんだんと苦しくなってきた理由が分かった。


私はずっと、そのスピリチュアルで光側の神様の勉強をしてきたのだと知った。

だけど自分は闇側だったんだと気づいた。
闇側の神様である腸の勉強をし始めて、腑に落ちた。

自分は闇側だったんだ、と。


闇側だから、
オープンに出来ない自分がいたし、

後から考えると、自分はどう考えても闇なのに、がんばって光になろうとして、光の事ばかりしていた。

良いのか悪いのか、光側のやり方で成功してしまって、
奇跡も沢山起こしてもらって、その真っ只中にいる時は楽しくて仕方なかった。
だからその事が、光側にいる事が正しいのだと思ってしまった。

でも、本当の本当はいつも大変だった。光でいる為には、とても気を使うし、
自分の気持ちをいつも光側に作っておかなくてはいけないし、
誰かに会う前はいつも自分を光側に持っていく準備をしてから人に会っていた。
元が光ではない分、いつもいつも自分の事を作っていてとても疲れていた。

「人に会う前に光側の自分になる準備をする。」という話は、コアちゃんのお母さんが話していて、自分と同じ事をやってた人がいる!!
とびっくりした。

もしかしたら、これは闇側気質の人からしたら、あるある。なのかもしれない。


以前の私は他人から見たら、いつも群れていて、楽しそうにしていて、
いわゆる陽キャとかパリピとかそういう風に見えるような事をしていたかもしれない。

だけど自分の根幹にあるのは、

「自分を隠したい」

相反してるようだけど、自分を隠したいのに集団が好きだったのは、
付き合いが深くならないようにする為。

誰かと2人でいる、というのが凄く苦手。
会話の流れで自分の事も話さなきゃいけなくなるし。

だけど集団でいれば、何となくみんなで一緒にいて、適当に他の人の話を聞いてればそれで済むから。
そういう理由で、集団が好きだった。



腸が言ってた。
闇を知る為に「コナン君を見て」って。

闇は、わかりやすく言うと、
名探偵コナン君。

コナン君は、一部の人以外には自分の本当の事をずっと隠し続けてる。
そして、ものすごく考える。いつもいつも考えていて、
陰で問題を見つけて、解決する。

それが闇側の人。


逆に毛利小五郎は、光側の人。
「俺の手柄だ」と言って、人の前に出る。
特に考えてない。ノリと勢いで成功している(毛利小五郎ファンに怒られますね、すみません)。

園子ちゃんも、光側の人。


蘭姉ちゃんは、コナン君と同じ闇側の人。
蘭姉ちゃんもいっぱい考えてる。
口には出さないけど、コナン君の秘密は薄々気が付いてるかもしれない。
蘭姉ちゃんも人の事をよく見ているし、いつも考えてる。表立ってはではなく、いつも裏側からサポートする人。



腸が言ってる闇と光の話は、世間一般で言ってるものとは違う。


一般的に闇の解釈は、お金の使い方が汚い人とか、犯罪を犯す人とかの意味で使われてるけど、

腸の話の場合の光側は、
とっても感情的で、あまり考えないでノリでも行動してしまう。
お金の使い方も派手で、とにかく楽しい事が好き。きらびやかなものが好き。
自分をどうしたら満足させられるかに一生懸命。


闇の人はケンカもしないし、感情的になってケンカする事がどれほど無意味な事かをよく分かってる。
ケンカをするにしても、ちゃんとよく考えてから自分の意見を言う。怒りの感情を勢いに任せてぶつけるような事はしない。
お金の使い方にしても、よく考えてから使う。


あとは、陽キャの人が光側で、陰キャの人が闇側なのかと言うと、それも違う。

表面では陽キャでも、考え方や中身の部分を見たら闇側の人だったという事もある。

コナン君みたく、本当の自分を隠して、表向きのキャラを作っているけど、
その人をよく観察してみると、物事をとても深く考えて行動していたりする。


それとは逆に、表面では陰キャに見えるけど、考え方や中身は光側の人もいる。
人付き合いが少なくて、いつも携帯ばかり見てるような、どっちの人か分からない。と見えるような人でも、
携帯の中身はきらびやかなものばかり見ていたり、お金遣いが荒かったりする。

見た目だけでは判断できない。


以前の私は9割方、光側の人になっていた。
キラキラしたものがとても好きだったし、憧れていた。それが正しい人生だと思っていた。
残りの1割がやってもやってもどうしても消えなかったのは、
私が本当は闇側だったからだったんだと思う。


闇側の人たちがする、行動の特徴の一つに、自分の料理を出す時に、
周りの人の事を大事に思いすぎて、料理を普通に出せない。
というのがある、と言っていた。

これを聞いた瞬間、私じゃん!!!!!!!
と思った。

「その人の口に合わなかったらどうしよう」
「だけど、その人は気を使って食べてくれるよな。無理に食べさせるの嫌だな」
とか、色々考えてしまって、なんだかとても出しづらい。

これが本当に普通にできなくて、子供が小さい時はお呼ばれしたり、呼ばれたら今度はこちらから呼ばなきゃいけないと思うし、

一時期、克服する為に呼ばれたらそのお家の人を観察したり、自分でも色々練習してみたけど、本当に苦手で、結果、克服出来なかった。


極端な例だと思うけど、
光側の人は自分の事は大事に思うけど、周りの人の事はどうでもいいから、まずい料理を平気で出してしまう。と、
※エディさんが言っていた。あくまでも分かりやすい例えで言っただけだと思うけど。


でも考えてみると、
完全に闇側の人、完全に光側の人っていう人は少なくて、
大抵の人はどちらも持っていて、どちらの素質を多く持っているか。
なのかもしれない。


私は今、何割闇に来れただろう?腸に近づけただろう?


私が光を勉強し続けて苦しくなってしまったのは、
自分は元々が闇体質なのに、光で頑張り続けてしまって、
しかもそのやり方で成功してしまったから、光側に長く居過ぎてしまった。

「自分を知られたくない」
という気持ちは持ってて良い。
腸からしたら、その気持ちはむしろ大切なもの。

他人を自分の中に入れすぎると、苦しくなるよ。
って腸は言う。

そういう人は腸も助けられない。
って。


腸が助ける。とは、
インスピレーションみたいなものを与えられないんだと思う。

ちらっと思ったことで踏みとどまった。とか。
ふと思いがよぎって、助かった。とか。

そういう事を腸がやってくれてる。
腸が助けてくれてる。

目に見えない人(腸)の言葉を信じないで、
目の前にいる人の言葉ばかり信じてしまう。
って、いつか腸がなげいていた。



自分を知ることも大事だし、
他人がどういう人なのか分からないのだから、
自分を見せない事も大切だし、

だからこそ「自分を知られたくない」

という気持ちは持ってなきゃいけない。

「自分を知られたくない。自分を見せたくない。」

その気持ちは持ってても良い。
や、むしろ持ってなきゃいけない。

って、腸が教えてくれてとても救われた。



※エディさん
腸が作った妖怪のうちの一人。

スパイをしている妖怪。
地球の事を何でも知っている。
分からない事があったら何でもすぐに調べに行ってくれる。
アドバイスが、腸より現実的なものが多く、地球のルールや成功する秘訣など教えてくれる。


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