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わたしの謎趣味からのドラマ感想イラスト 『アオハライド』『君には届かない。』

前回アップした近況のつづきのイラスト絵日記になります〜

わたしの"謎趣味"について説明しますと…
20代前半で終了していた"少女マンガを読む"ブームが、7.8年前に突如再来したんですね。きっかけはなんとなくコミックレンタルした咲坂伊緒さんの『ストロボ・エッジ』。
ピュアですよ〜。とってもピュアでまぶしい王道学園恋愛少女マンガです。でもわたしが過去読んできた少女マンガの中で、あれほどまでに恋した時の心情や相手に惹かれていく心の動き、揺れをていねいに描いている作品に出会ったことはなくて「あ〜これは人気になるのわかるわぁ」とすぐコミックス全巻購入し、おばちゃんなのに一気にどハマりしたんです。
その頃って人気マンガを実写映画化する一大ムーブンメントが起こっていて、この作品ももちろん大人気コミックとあって映画化済み。どハマり真っ最中だったのもあり勢いまかせに視聴したんですが……率直な感想は「なんでこういう脚本、演出になっちゃうの?」でした。制作陣はこの作品があれほど支持されたか理由を理解しているの?と。10巻分のストーリーを2時間の尺にまとめるにはかなりの改変が必要なのはわかる、でもその改変が話を破錠させるものばかりで、もう少し手はあったんじゃないの…!と相当歯がゆさを覚えました。原作に入れ込んでいただけに。
それから「他の実写化作品はどうなんじゃい!?原作の良さをふまえて練られた映像化作品もあるんじゃないの?」と時間があれば他作品も観るようになったのでした。
…ちょっとテキストが長くなっちゃったので、続きの感想イラストをぺたり

『君には届かない。』もマンガ原作の実写化ドラマ。男子幼馴染で同級生同士のBLですが、両想いになるまでをじっくりことこと描いているので内容はほぼ少女マンガ。長いこと片想いしてる子が気持ちを押さえ込もうとしたり、でもだだもれちゃったり、その相手の好意にじわじわ気づきはじめてテンパりだす相手の子の様子とか、もだもだ感が大好物のわたしは原作も好みでした。絵もキレイで。
ドラマは30分8話と短いので、両想いになるまでをかなりコンパクトにまとめてましたが(ちなみに原作は両思いになった後も続いてます)エピソードの取捨選択がかなり良かったです。
そしてイラストにも描きましたけど、なんといってもキャスティングがすごい。多分ヤマト役よりカケル役は身長を妥協しそうなのに。ヤマトは美系イケメンで、カケルは愛嬌のある仔犬系で、初見で「うわ、3次元のヤマトとカケルだ!」とグッと映像に入り込めましたもん。さらに、ヤマト役を演じた前田拳太郎くんの気持ちを押さえる切ない演技がお上手でね。最近の深夜ドラマのBLマンガ実写枠(『何食べ』や『チェリまほ』『美しい彼』みたいにバズりたい各局が次々実写ドラマにしててなんかもう戦国時代みたい)って、ビジュはよくても「お、おう…」て演技で脱落…ってなことがわたしは多かったので、こんな達者な若手俳優さんがいるんだと知れたのも嬉しかったり。
カケル役の柏木悠くんはこの作品が初演技だそうですが、その初々しい感じが役柄に合っていて全く違和感なかったなぁ。コミカルな動きが白々しく映らない人だから、欲をいうと、もっと原作に寄せてギャグ要素&照れまくる動きを盛り込んでもよかったなと。わりとしっとりとしたカケルで全体的にシリアスめだったので。とてもキレイな終わり方だったけど、わたしはずっと気になっている…!!修学旅行でヤマトが2人分買っていたお守りの行方を…!!
原作も続いているし、3話くらいのシーズン2あればいいのにな。

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