髙橋史朗塾で学んだこと⑴

9月13日のウェルビーイング教育研究会で、東大大学院工学系研究科「道徳感情数理工学講座」を率いている光正俊二特任准教授から、「四則和算」と道徳感情に関する講演をモラロジー道徳教育財団道徳科学研究所の所長室で拝聴することになった。講演前に麗澤大学学長ともお会いいただき、講演後には会食も予定されている。
 9月30日、教師を中心とした公開講演会で「WGIPと歴史戦」と四則和算について講演した。参加者の感想の一部を紹介したい。「髙橋先生が分断の克服という課題に、引き続き取り組んでおられる姿を確認出来ました」「髙橋先生の問題意識を持ったら即行動していかれるご姿勢に学び、私も自身の課題に取り組みます」「髙橋先生の問題意識の再確認…史朗先生からは”愛”と”実践”の研究者であることを感化され、それぞれの塾生自身の”実践””行動”の熱量を感じ、大変影響を受けました」「重度障碍者施設の止揚学園の『子供の笑顔を消さないで』という歌、分科会で史朗先生から紹介していただきました。解散してからもまだずっと耳で響いています」「(「道徳サロン」連載やnoteに連載してきた)四則和算は衝撃的でした。こういう新たな理論が教育の概念を刷新するのだなあと感じた次第です。様々な感性や道の文化を数式で表せる方法に大変興味があります。これからも最前線の学びに触れていきたいです」「新しい四則和算はとても刺激になりました今までの概念を崩すという(髙橋先生がゼミで指導された京都大学特任教授の)谷本先生お話ともつながるなと思いました」「四則和算、最新でありながら深く根本は共通なところがあると感じまし谷本氏の最新研究報告によって)歴認研の発表も自分の感じていた触れてはいけなそうな感覚から実は知ると違うんだという事を再認識しました」「WGIPによって今定説となりつつある朝鮮人強制労働説に反論するするという挑戦は、誰かがやらなければそのまま嘘の定説が真実になってしまうので、本当に大切な試みであり、歴史戦だと思う。史朗先生のWGIP資料の久野潤先生の古事記・日本書紀のポジティブ解釈と同様、今の日本人が誇りと自尊心を取り戻すために絶対不可欠な研究だと思う」「真実追究、学びの継続をしつつも、その成果を分断ではなく、更なる団結や大きな和=大和にもっていけるよう、史朗先生やこずえさんのように愛をもって、真実を追究し、子供たちに、世の中に、伝えられるようにしたい」「史朗先生のWGIPと歴史戦の話は今の日本社会の謎解きであるので、6年生の歴史の授業の中で、子供たちに噛み砕いてしっかり伝えたい」「久野先生の艦内神社のお話しや長谷さんの朝鮮人強制労働がなかったという貴重な史料も子供たちに必ず伝えたい」「髙橋先生が話されていた“四則和算”ですが、今日髙橋先生の講義を聞いて、歴史認識も親学も「常若・志道和幸」教育もLGBT問題も、四則和算と問題意識はすべて根底でつながっていることが分かりました」「谷本先生のお話では『髙橋イズム』をいかにご自身の持ち場で実践されてきたかのお話し聞き入りました」「髙橋塾は学問の場であるので、髙橋塾での学びを肝にもち、勇気をもって実践していけるよう学びを進めて行きたいと思いました」「四則和算のお話はよい意味で曖昧さを許容できる日本人だからこそ受け入れやすい印象を受けました」「久野先生の古事記や日本書紀から日本人の根幹を学び伝えるお話やWGIPのお話を聞いて、膨大な文献や情報を精査していく行動力と熱量に、自分ももっと学びを行動に移していこうと思いました」「四則和算のお話はとても興味深くこの考えがどのように戦争抑止や平和につながってくるのかとても気になりました」「谷本先生のお話はとても分かりやすく納得することばかりであっという間の30分でした。髙橋先生のご研究もまさに『問い』から始まったことだと思います。この問いを立てるためには、そもそも知識や経験がなければならず、知識、経験を増やしながら、問いを立て、さらに新しいフィールドに足を踏み入れていくという好循環を生み出しながら自身も成長し、社会に貢献していけるのだと改めて感じました」「『歴史を学ぶことは自分自身が何者かを確認すること』という冒頭の言葉がずしんときた。自己肯定感の低い日本の子供たちに思いを馳せた」「戦後の歴史教育を正し、自国の誇りを回復していくために、奥様と歩まれてきた高橋先生の半生を重く受け止めた」「四則和算の世界は、二元論で割り切れない、多面的に物事をあるがままに受け入れていく、日本的ウェルビーイングの優しい柔らかな世界観に通ずるものがあると感じた。まだ言葉にし切れていないが、これからの教育や世界を救ってくれるのだとの光を浴びるような思いだった。そのためには、難しい理論を自分なりの言葉にして語れるようになりたいと思う。谷本先生のお話は、とても心動かされワクワクするものだった。体験をもとにした実感をまず大切にされ、言葉として概念化して、さらなる実感として落とし込み、行動していくなどのお話、その中で教師が<問い>を発することの意味。目から鱗のお話ばかりだった」「髙橋史朗先生と谷本先生のご研究が響き合っているような感動を覚えた」「髙橋先生が、大切なWGIPの奥様とのお話を削られて、敢えて、私共塾生た時間を与えて下さったことに、深い愛を、感じました」「全てが私には全く新しいインプットでした。学校で学んだ歴史は何だったのか。証拠資料を見つけ論文にして下さった長谷さんには感謝と拍手をお送りしたい、髙橋史朗先生のWGIP資料の発掘は本当に感動いたしました、これもまた私に歴史認識を180度転換させられ驚きとショックです」「全体を通して真実を知ることの大切さを学びました」「神谷さんの司会に惹かれました」・・・続く


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?