見出し画像

節目「写真を始めて10年になります」

はじめに



みなさんこんにちは。

昨日に引き続き、今日も更新します。

今日は2024年3月25日。

実は私が写真を始めてちょうど10年になります。


それより前に新幹線を撮ったりはしていたのですが、今も撮影している自然風景を始めてから「当時中学入学時12歳」は10年になります。

10年前の今日


記録に残っている一番最初のデータ「当時飼っていたハムスター」
風景のファーストシャッターはこれです

今でも覚えています。

現在でも撮影フィールドになっている家の前の公園で撮影しました。

カメラを始めたきっかけ


この写真が”風景”としては一番最初の写真ですが、その前も実はカメラを触っていました📸

それは私には生まれつき心臓病があり通院のために遠方の病院へいかなければなりませんでした。

そんな中で移動手段として使用していた新幹線を私は好きになったのです。

かっこいいフォルムと色、そして東京駅に行けばここ山形では見れないような多数の種類の車両が停車します🚅


病院に行く度、家に転がっていた小さいデジタルカメラを使い必死に撮影したことを今でも覚えていますし、今でも知識や技術はないですがたまに新幹線を撮ることはあります。

2011年5月
2014年3月

そんなこんなで病院に行く度に撮っていたカメラですが、いつの日か「新幹線を撮るではなく→写真を撮ること自体が楽しい」に変わっていきました。


でも自宅周辺には新幹線は走っていませんし、駅に行ったとしても山形新幹線1種類しか出会うことはできません。

その時からどうしても写真を撮りたいという気持ちになり自宅前の公園に行き被写体探しが始まりました

写真を撮影する行為自体が楽しくなり、青空や四季折々咲く花など

2014年3月
2014年3月
2016年4月

その時々、自然が見せてくれる表情をカメラに抑えていきました。

そしてこの頃から休みの度両親も色々なところへ連れて行ってくれました。

桜がきれいな公園、秋になれば紅葉。。。

10年経った今



今日10年が経ちこれまで写真を撮ってきたことを思い返すと、

始めた頃は”好きだから撮る”その一心で撮っていました。

ただ最近ではありがたいことに色々な嬉しい言葉を頂く機会が増えてきて

持病により運動ができなかったり、色々な制約がある中で

今、大変な人や悩んでいる人に少しでも笑顔になってもらいたい。

写真でというのはそう簡単なことではないのかもしれないけど

私は今までたくさんの愛を受けてきて、数え切れないほど助けてもらって

そういう気持ちが芽生えてきました。

自分の為でもあるしどこかの誰かの為でもある。


昔「中学校の頃」はたまに検査入院したり、、そんな日がありました。

病棟から眺める空は全然きれいじゃなかった。


だけどSNSに流れてくる桜や青空を見て「外の世界はこんなにも美しいんだ」

早く退院してこのきれいな世界を見たいし青空を晴れ晴れとした気持ちで眺めたい。。。

そう。気持ち的に私を助けてくれたのはSNSで流れてきた数々の風景写真だったのです。


だから今度は自分が届ける側になりたい。

そう思い最近では撮っています。

写真を撮り続けるということ

Mix Texture


高校の時くらいから”写真家”ってかっこいいよなと思うようになりました。

そして3年前くらいから少しずつ色々なコンテストや展示会にチャレンジし始めました。


そしてありがたいことにちょっとずつ賞を頂けるようになり

最近では国際的な賞まで頂けるくらいまでなって自分でもびっくりしています。


私が写真を辞めようと思ったときは多々あります。

写真家に限らず他の芸術家がテレビなどで特集されていると

「なんで自分は評価されないんだ。。。」と


「この人はこうだから」「自分は山に登れないから」と理由をつけて

自分を正当化した日々もたくさんありました。


でも今思えばまだまだだったな。。。と思いますw


そんな日々もありそれでも足掻いて、今日までやってきました。

当時の学校の先生や親など「写真家なんか無理だろ」「写真で結果を残すのはそう簡単なことじゃないからやめときな」

と言われ続けてきました。

その言葉が糧となり”絶対に結果を残して見せる”と強い気持ちを持って撮り続けてきました。

そして、昨年11月Natural Landscape Photography Awardsという風景写真家の国際フォトコンにて日本人として初の部門一位を受賞しました。

今まで”だめなのかな””自分には向いてないのかな”と思っていたことも、これを気に自信に繋がりました。


そしてようやく身内にも”大翔はできるんだ”と言われました。


写真家としても一人の人間としても少しだけ私の表現が認められた気がしています。


そして思ったのが、努力は報われるということ。


私は努力なんかしてません。ただ、好きで撮ってるんですもの


だけど、続けるというのが何よりも強みになるけど何よりも難しいということ。


そんなことを実感しました。


これから

青空の果に祝福を「そらのはてにしゅくふくを」

色んな賞を撮ったからすごいだろ。

なんて一切思っていなくて

逆に”そうは絶対になりたくない”と思っています。

私は写真を始めたばかりの素人。

というか、写真を始めた楽しかった少年の心を忘れずにいつまでもシャッターを切って行けたらと思っています。

評価の数やフォロワーさんの数ではなくて、一人でも”きれい”とか”元気が出た”とか、

そう言ってくれる方のためにこれからも撮り続けます。


明日からは1「1」年目です。

青空に春の訪れを手向けよう


饗宴


これからも”カメラを始めたばかりの人”くらいの気持ちで。。w


みなさまこれからもよろしくお願いいたします!!!










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?