小さなつながりの集合体をめざす、静岡だれでも大学2.0

こんにちは!
今日は僕の考えている「静岡だれでも大学」のこれから、について書きますね。

静岡だれでも大学は、挑戦と成長を全力応援する場、です。だれでも先生になれる・だれでも学生になれる・どこでも学校になる、というコンセプトで、毎月1回、開催しています。

静岡だれでも大学は、今キャンパスが2つあります。ひとつは、kakaraキャンパス。次回の予定は、僕の日程調整力不足で未定です。もうひとつは、エニシアキャンパス。こちらは今のところ定期開催できています。
kakaraキャンパスも続けていきたいので、何か方向性を考えていきたいな、と思っています。

エニシアキャンパスは次回6月で1周年になります。これも静岡だれでも大学に関わってくれたみなさん、参加してくれているみなさんのおかげです。本当にありがとうございます!

ここまでの静岡だれでも大学1.0は、参加人数が多くて盛り上がりがあっていい!という方向性でしたが、参加人数の増加=交流の減少、となるので、僕の想うコミュニティの形、つながりを産む、という考えとは少し離れてしまうかな、と感じています。

そもそも、静岡だれでも大学は、僕の周りの人たちはすごい人たちばかりだからもっと知って欲しい!という考えと、人は欠点を指摘されるより長所を承認してもらえるだけでも成長できる、という経験から始めたイベントです。
当日の内容としては、先生として20分話します。20分が短いと思う方も長いと思う方もいると思いますが、どちらにせよ、思いを20分にまとめる作業が必要です。この作業が自分を振り返るいい機会になり、話す方の成長につながる、と考えています。先生は1回に3人です。
話を聞いた学生(参加者)は、話をしてくれた先生のいいところや感動したところだけをアンケートに書いて(ポジティブアンケート)渡します。人はとかく欠点や足りないところに目が行きがちですが、ポジティブアンケートを書くことで、人のポジティブな面を探す練習になり、聞いた方も自分の成長につながるのでは、と思っています。
書いてもらったポジティブアンケートは先生に直接渡すので、交流の機会にもなります。

イベントにつきものの集客のアイデアとして、西野さんが言っている「作り手を増やす」という手法を使いました。僕を学長として、大学の運営に関わる副学長を4人にお願いしました。これで計5名。それに話をする先生3人を加えて、合計8人は当日参加してくれるわけです。さらに副学長や話をする先生が周りに呼びかけてくれれば参加者はもっと増える、という作戦です。
これが上手くいったのかどうかはわかりませんが、参加人数は20人から30人が普通の状態になりました。本当にありがたいことです。

しかし、ここ数回は参加人数が減ってきました。内容がマンネリ化したのか何が原因なのかわかりません。今は、副学長のシステムがおざなりになり機能していなかったり、当日話す先生も今までのシステムでは、ただ当日話すだけでおしまい、という感じがあるのかな、と思っています。

ここで気づいたことは、参加人数は結果である、参加人数だけを目標にしてはいけない、ということです。

楽しい、おもしろい、とか何か理由があって人が集まるのであって、人が集まってもそこに仕組みがないと楽しいやおもしろいは生まれないんです。人がどうすれば集まるか?を考えることよりも、何があれば人が集まるのか?を考えることが大切だと気づきました。

でもひとりで考えるのは限界がある、と最近痛感している僕のとる手段は「共創」、みんなで作る、ということです。

そこで、次回6月の静岡だれでも大学を当日盛り上げるためにはどうするか?を、当日お話をしていただく先生3人と、僕とで、アイデア会議をすることにしました。

これなら、4人で作っていくことができます。
この4人で作る、というのはもっとすごい効果があると予感しています。

最近参加した「広報たん」では、当日7分のプレゼン発表をするのに、発表する4人のメンバーが、お互いのプレゼンをよりよくしていくために、何回か会って練習をしました。そうすると、このプレゼンをする4人はお互いのことをより知ることができるようになって、仲間意識が高まることを感じたんです。
これは、当日プレゼンをする!という同じ方向性を持った仲間が集まっているので、小さいコミュニティと同じなんです。

これと同じように、静岡だれでも大学のアイデア会議に参加する4人も、よりお互いのことを知る機会になって、つながりが強くなったらいいな、という効果もありそうです。
この小さなコミュニティがつながって、自然と静岡だれでも大学の盛り上がりになればいいな、と思っています。

みんなで作っていく過程を少しずつ外に公開していって、それを見ている人たちからもアイデアをもらって、一緒に作り手になってくれたら最高ですね。

まだまだ静岡だれでも大学でできることはたくさんあると思いますが、まずはこんなことから、みんなで作る静岡だれで大学、静岡だれでも大学2.0を始めてみようと思います〜〜

大丈夫!みんなでやれば世界はなめらかにできるよ!

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