見出し画像

タグラインから、ノイをご紹介!

Messebau=(展示会・見本市)ブースをつくることを、weltweit=ワールドワイドに、seit=1983年創業以来続けてまいりました。

ドイツ語です。発音はというと、硬いです!

メッセバゥ・ヴェルトヴァイトザイト・ノインツェーンフンダートドライウントアハツィヒ

上の weitとseit は、韻を踏んだりもしました。

我々の仕事は、日本では通常ブース施工業者という言葉や、展示会のブース装飾屋などと表現されています。そもそも業種が知られていなかったりもするので、仕事のことを他人へ簡潔に説明するのは、至難の業です。

実はドイツでは、結構知られている業種。見本市や展示会でブース施工をしている会社のことを、Messebauer(メッセバウアー)と、簡潔にスッキリ伝えられます。Messe+bauer= 見本市+建てる人という組み合わせで成り立つ単語で、メッセでブースを建てる人たちのことを言い、ブース施工業者という会社のことも意味します。

一般市民にも、「仕事はなに?」「メッセバウアーだよ!」と言えば、間違いなく理解してもらえます。業界の成熟度、浸透度を感じますね。

ノイに何かタグラインを付けたい。そう思ったのが5・6年ほど前だったと記憶しています。ロゴの下にタグラインテキストが付いている名刺をいただく機会が増えてきていました。デザイン的にも、テキストが入っているほうが、ロゴとのおさまりがいい印象を受けることあります。

ブース作ってます!この業界、特に海外向けに展開している会社としては、30年以上、そろそろ40年迎えますという伝統も表現したい。このような特徴を、どうやったらまとめられるんだろうと悩んでいました。

メッセ業界の本場、ドイツの言葉ならどう表現できるかな?と考えたところ、スッキリ!ドイツ語で収まってしまいました。当時在籍していたドイツ人スタッフにもネイティブチェックをもらい、すんなりOK!

ということで、ドイツ語で解決!スッキリ!というのは自己満足かもしれませんね。英語でもないチンプンカンプンなテキストがロゴの下に。何やってる会社か全然わかりませんね。

ただ、これって何語?なんて書いてあるの?という会話には発展することもあり、そこでご説明したりしています。そういった意味では、会話のネタになることへの貢献は、若干あります。

長くなりましたが、私たちは、「海外見本市や国内展示会において、出展者様のブースをデザインし、施工をして納品するしごと」を1983年以来続けてまいりました。

新型コロナウィルスによって、「イベント」「ワールドワイド」という二つのキーワードから大きな影響を長期間にわたって受けてきました。

自分たちの仕事の本質を見極めて、軸として中心にあるブースを作ることにつながっているサービスは何かを、考え直すいい機会となっています。時間的に見る前後だったり、上下左右に付帯サービスを探ることで、ブースを軸に必要なことは、360度見渡すとたくさんあることを再確認できました。

ノイの本業周辺を360度、しっかりと見渡すことができ始めた2020年です。

そういった流れで、ノイのことをnoteにまとめながら、ブース出展に付帯するサービスなど展開できるようにしていきます。

タグラインテキストをもとに、株式会社ノイのことを、今一度ご説明させていただきました。現在の社員数は13名。うち8名は、留学や仕事でのドイツ在住経験者です。そんな会社なので、引き続きタグラインはドイツ語のままで続けていきたいと思います。

2020年11月12日

株式会社ノイ 代表取締役 髙橋真一

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?