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参政党はヒーローか否か たまには政治の話



今、日本はいい国ですか?


と聞かれたとすると、「あんまり良くないです」と僕は答えるだろう。


直近の農政はというと、農家潰しもいいところ。

「日本農業にとって明らかにマイナスじゃないか!」という政策ばかり打ってくる。


お陰様で日本農業の大黒柱である、米を作る農家は続々と潰れている。


この悪政が続いていったとしたら、その中で生き残って農業経営している自分はいるのだろうか??


本当に勘弁して欲しい。いっそ革命でも起きて欲しい。


すいません。少し愚痴がこぼれました。


そんなある日のこと、晴天の霹靂のごとく登場した「参政党」という新党。


youtubeで演説動画を観ると、食、農、ワクチンのこと、すばらしい発言が多い。


今回の参議院選挙を前に、今年に入ってから急速に党員と支持者が増えているとかいう参政党。


「めっっちゃくちゃ良いこと言ってる!もう参政党しかない!」という人もいれば、

「なんか怖い」という人もいるそうで。。。


そんな僕はというと、どっちの気持ちも分かる気がします。


今日は、最近になってようやく政治に関心を持ってきた僕が、「自分の政治観」と「参政党」についての考えを述べてみます。


参政党、実は最近ポっと出てきたわけではなく、2020年に結党されていたそうで、僕は友人のSNSからその存在を知りました。


youtubeに街頭演説の動画が毎日のように更新されていく参政党。

気づけば毎日のようにその動画を視聴していました。実際に、ある政党をこんなに身近に感じることは今までなかった。


若者がどこから情報を得ているか、分かっている。

若者に目が向いた政党だ。という印象だけで僕はどこか嬉しかった。


日々生活していて、こんな風に目の前に政治の情報を差し出されることは今までなかったからだ。


動画を観ていくと、自分と近い考え方が多いことが分かってきた。


・コロナ禍もうやめよう

・ワクチンは危険、打つな

・食料自給率100%にしよう

・世界の支配者層からの圧力に屈しない強い日本を作っていこう

・40代以下はたくさん自殺し、50代以上はたくさんガンで死ぬ、こんな狂った社会を根本から正そう


もっともだ。という数々の演説。


更には、海外で禁止されている農薬や、食品添加物などの真実も次々に暴露していて、これには正直かなり驚いた。


そこに触れたら、命取られませんか?!


という内容もどんどんしゃべる。


僕自身も、数年前から食や農の裏側の事実を少しずつ知り、それを発信してできるだけ多くの人の健康を守りたかった。

しかし、世間一般の食の安全意識は絶望的に僕と違っていて、世間に僕の考えを発信する勇気があまり無く、悶々としていた。


それを参政党の候補者たちは、忖度なく街頭でぶち撒ける。

そしてyoutubeに動画という形で残して多くの人の目に触れる機会をつくっている。


僕のしたかったことを、公の場でやってくれる人が出てきた。


気づけば参政党の覚悟や思いの深さに熱くなっていた。


「心からここに投票したい」

「彼らに一票託したい」

「なんなら一緒に政治参加したい」


なんて思っていた。


党員と支持者もうなぎのぼりに増えているということで、少数派だと思っていた僕と同じ思いの人がたくさんいるんだということが僕に前向きな希望をくれた。


だが

しかし

BUT


このまま支持していいのか?


という自分も現れる。


まぁ、人間の心理ってのはこんなものらしい。

どんなにいいものでも、選択するまでの過程でブレーキをかける性質は誰の心にもあるそうだ。


例えるなら、マリッジブルー的な。

ということでしばらく情報収集してみることにした。


この際、投票日までとことん政治と向き合ってみよう!という気持ちで。


参政党へのアンチコメント

冷静に分析して俯瞰で見ているような人

自分の信頼している先生方やYoutuberの人


できるだけ公平に情報を取ってみた。


また、友人知人に「政治の話しましょう!」とストレートに言ってみて、お茶しながら政治の話をしてみました。


暑い日が続いたので昼休みを長めに取って、涼しい室内でリラックスしながら。

ここ2週間で5人の友人知人から政治感を教えてもらうことができました。

かなり勉強になりました。

当たり前なのだけど政治感は5人5色で、自分と全く同じ考えの人もいませんでした。

(というか自分の民主主義レベルが低すぎる、勉強不足だと痛感…。)


そして参政党について再考してみる。。。


食のこと、農業のこと、コロナのこと、ワクチンのこと。


やはりこれらは自分の考えとかなりピッタリハマっている。本当に賛同する。


ただいくつか引っかかるうちの、一番引っかかることが「民族主義的」「日本在住外国人に対しての言葉」です。


何かに似ている。とずっと感じていたこの参政党現象。


支持者の方は「は!?」と言うと思いますがすいません、僕はどこかナチスに似ていると思ってしまいました。


自分の中の「なんか怖い」の正体はそれでした。


どうしようもなく、第二次世界大戦前のドイツで起きたムーブメントとダブって見えてしまう。当時のドイツと、今の参政党現象は共通点がいくつか浮かびます。


決して参政党が独裁制を取って、戦争に乗っかっていく人たちだとは思っていません。本気で日本を良くしようと命がけで行動している人たちだと思います。

ですがそれはきっとヒトラーも同じだった。総貧民状態の国をなんとかしようと立ち上がったのがナチ党です。


結果的に、熱狂し冷静さを失った支持者に飲まれて、ナチ党もどんどん冷静な判断ができなくなっていった印象です。


その辺、勉強不足で憶測が入った部分が多いですが、僕の頭に浮かんだその共通点が「なんか怖い」の正体です。



以上、けっこう急いでザックリ書いたので誤解を生むような表現があったかもしれませんが、それはご勘弁を。


現時点でどこに投票するか結論は出てません。

参政党、すごく支持したい、日本を良い方へ変えてくれる人たちに見えますが、なんかちょっと怖い。

さぁどうしたものか。


7月10日の投票日まで、そしてその後も学び続けたいと思う。

心から一票託せる人や政党にたどり着きたい。







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