見出し画像

「食と農」とのしっくりくる距離感を考える旅

昨日と今日、あるプログラムに参加したい欲求が自身の内向性を上回り、1泊2日のプログラムに参加してきました。

振り返りは鮮度が大事だと思うので、一旦印象に残ったことだけまとめ。

自分の目で見ることで、日常を生きる視点が変わる

消費者として、普段足を運ぶ際に、オーガニック野菜との接点は八百屋と飲食店になるかと思います(スーパーはほとんど扱ってない)。

その中で、今回とある八百屋を訪れて気づいたこととしては、「八百屋さんに農家さんのこだわりを聞けるという認識が今までなかった」という風に感じました。(よくよく考えれば、野菜を仕入れている時点で、何かしらのつながりや情報を持っているのは自然ではあるのですが)

「聞いて答えてもらえる」と知ってるだけで、八百屋に足を運んだ時のコミュニケーションが変わってくる可能性もあります。

また、実際に足を運んだ農家さんの野菜が、八百屋に並んでいるのを見た時は、生産と流通が自分の中でつながった感覚がして、感動を覚えました。

画像2

画像1

作物のスケジュールにあわせて生きる農家へのリスペクト

いくつか農家を訪問する中でキーワードとしてあがったのは、「作物のスケジュールにあわせて生きる」という言葉。それに加え、獣害被害や台風への対策など、作物を育てるには不確実性がつきまといます。

自分自身、その生き方はなかなかできないなと思うのと同時に、リスペクトへの気持ちは以前より高まった感覚があります。

また、農家さんの中でも、「淡々とつくりたいものをつくるタイプ」や、「しっかりマーケティング思考(というとざっくりしてますが)を持っているタイプ」など、色んなタイプがいらっしゃることが分かりました。

全消費者がそこまで把握するべきかはよく分かりませんが、農家像というのは、ほんとに多種多様で、規格化することの難しさを感じました。

完璧主義を手放すこと

とはいえ、「100%顔の見える生産者の方から野菜を買う」「100%オーガニックの野菜を買う」などの行動をいきなりとるのは、まったく現実的でないと感じています。

今回得た体験や感覚を大切に、常に学び続けること、問い続けることが大事だと感じたので備忘録がてら。



サポート嬉しいです!