パフォーマンス_あげ方

瞬時に使える知識の定着と生産性(パフォーマンス)の上げかた

もうすぐで今年も終わってしまいます。
年末年始は自宅でゆっくり過ごされる方も多いかと思いますが、その時に読んで欲しい本があります。
「最新マーケティングの教科書2020」です。

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今話題となっている、5G、キャッシュレス化、サブスクリプション、eスポーツ、アート思考・・・etcなどを消費者のニーズ視点から、それを経て実際に企業が取り組んでいること、今後の可能性などを紹介してくれている良本(良雑誌)です。

基本的にこれを読んでいれば、簡単ではありますが、今の話題にはついていけるかと思います。そこから気になるものがあれば、更に深掘りをしていくといった作業を行うことで知識の定着につながるかと思います。

今日は私がやっているその深掘り部分のやり方をご紹介したいと思います。

私が行っている深掘りのやり方は大きく分けて2つです。
・徹底的なインプット(言葉の概念、基本的な考え方、それを用いて行っているビシネスモデルの例を探してそれの何が良いかを見つける、そのビジネスモデルのWeb、SNSの動きの仕組み部分(スケジュールやライティングなど)、成果物(デザイン)からのコンセプトと方向性の良し悪しの判断、マネタイズ部分

・徹底的にインプットしたものに対して、考えて自分の意見が言えるように話すアウトプット→特に重要です!!

という作業を一人で行うことです。当たり前のように思いますが、知識を定着させるにはとても理にかなったやり方です。特にこのアウトプットが重要です。
心理学的なお話をするならば、一般的に一人で勉強する(本を読んだりして知識を入れる)行為で知識が定着する割合は1〜2割程度です。得た知識を人に話して教えることで話している間に脳が活性化されて、知識の定着が8割まで伸びます。

徹底的なインプットに関しては上記の書いた内容を調べて知識を定着させます。
肝心のアウトプットに関してですが、こちらはそれぞれ入れた知識に対してその都度(各セクション)ごとに1〜2分間で話せるように、自分の言葉で考えてまとめて一人言として話します。(話すときは自宅や自分の部屋で話したほうが他の人の目を気にしなくてすみます笑)

ポイントは話すときに「友人(お客様)に教えるように話しながら、それをスマホで動画を撮る」ということを行います。その後話し終えたものに対して動画を見返す、修正を加えてまた話す→確認→修正を加えて話すというサイクルを多くて3回行います。

この時点で脳は凄い速度で活性化されており、知識の定着を8割まで伸ばすことが可能です。あとは期間を開けて隙間時間に撮った動画を何回か見てみる(もしくは違うことをやりながら聞き流す)という作業を行い、その時に聞きながらブツブツと一人言で聞いた言葉通りに話すということです(もしくは心の中で唱える)。

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なぜこの作業を行うかというと、利点は3つあります。

一つ目は、人に話すように自分の言葉でまとめて口に出すことで知識の定着が8割まで伸びます。

二つ目は、動画をとることで後で見返すことができるからです。基本的に人は忘れる生き物です。知識にかかわらず、頼みごとであったり、その日のうちにやらなければいけないことであったりなどを忘れる生き物なので、そのことを自分で認めてあげて、後でもう一回確認するという作業をすることで忘れた知識のかけらをもう一度思い出させる行為をした時に知識の定着が起きるからです。

三つ目は、話すという癖やマインドを自分につけることと、感度を上げることです。人に話すというのはそれだけで、ものすごいエネルギーを自分では知らないうちに使っています。ましては一度見た記事の内容を人に話したいとなった時に必死で思い出そうとする行為自体にとてもエネルギーを使うため、自分のパフォーマンスや生産性の低下につながります。逆をいうと話す癖がついている人は自分の言葉で内容を話すため思い出すという行為が無くなり、毎日当たり前のように話しているという意識ができるため知識の定着と定着させた知識を瞬時に使うことができるようになります。また、それを繰り返し行っているだけでビジネスであったり世の中の変化であったり、人の変化に気が付くことができようになり自分の中の感度が物凄く高い状態になります。

勉強する、読書するといった知識をつけるための究極の目的は、蓄えた知識を瞬時に使えるようになるということなので、その目的を常に忘れずに、勉強する、読書するというインプットだけに満足しないことが今後新しいテクノロジーやビジネスモデルが出てきた時に自分に役立つスキルになるかと思います。

おすすめなので是非、試してみてください!笑

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