ホットティー

 日本マクドナルドが、定期的な商品ライナップの見直しの一環として、「ビッグブレックファスト」、「ビッグブレックファストデラックス」、「スパビー」、「ワッフルコーン」、「ヨーグルト」、「ホットティー」を、1月23日で販売終了すると発表しました。正直、食べたことがない商品ばかりなのですが、最後の「ホットティー」が痛いです。

 マクドナルドの商品が体によろしくないのは百も承知で、酒やたばこのような嗜好品のような認識で時々食べてしまいます。ドライブスルーなんていう仕組みも、とても便利で利用させて頂いています。ドライブスルーってマクドナルドが先駆者的な役割を果たしているように思っておりましたが、ちょっと調べたら、日本で最初は山本海苔店だったそうです。

 マクドナルドで注文するのはおおよそハンバーガーとポテトにドリンクのセットです。ドリンクについて、個人的には清涼飲料水は飲みたくない、出来れば暖かいものが飲みたい、コーヒーがあまり好きではないとなると、残るのはホットティーしかありません。しかし、このホットティー、クオリティがそれほど高いわけでもありません。ティーバッグで入れたものなのですが、いつの頃からか、お茶として出来上がったものを出してくれるのではなく、ティーバッグとお湯を出すというスタイルに変わりました。「せめてそこは隠そうよ」と思うわけですが、なんとも合理的です。リプトンのティーバッグで、どこかにマクドナルドのロゴが入っているわけでもありません。そして、何故かティーバッグが二つ付いてきます。この辺りも良く分からないのですが、なんとも不思議な商品です。ドライブスルーで買い求めるときなどは、お湯を入れたカップに土台を付けて袋に入れてくれるなんて言う過剰包装になるので、「ホットティーは作って出してください」なんてお願いをすることもあります。対応してくれると事もあれば、断られることもあるのですが、対応してくれる場合は、しっかりと二つのティーバッグで紅茶を出してくれます。二つ使うと多少は濃くなるのかもしれませんが、一つを長いこと入れておくのとそれほど変わらないような気もします。

 そんな中途半端なクオリティで、利用頻度を振り返ってみると、月に1~2回しか利用していないのですが、何故か痛い、何故か非常に残念です。ネットでは残念がっている声が沢山聞こえてきますが、止めると決断したのですから、それほど売れていないのかもしれません。もしかしたらすぐに復活してくれるのかもしれませんし、Liptonブランドを運営するユニリーバが値上げ交渉に動いて決裂してしまったなんて言うことだったら、ちょっと復活は難しいかもしれません。

 セブンイレブンで紅茶が始まるそうなので、そちらの利用頻度が増えそうです。

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