西村京太郎の世界

 危険物乙種四類の保安講習で川越市の川越西文化会館に行きました。こうした資格関連の講習はいくつか受けなければならないので、県内、都内を問わず、あちこちの公共施設にお邪魔しておりますが、川越西文化会館は初めてでした。なかなか微妙な場所で、東武東上線の霞ヶ関駅から徒歩10分、距離にして1㎞程度歩くところでした。車だと一時間ちょっと、電車だと50分程度ですが、やっぱり道中読書したいので電車で行くことになります。

 会場に着くと、当日のスケジュールがプロジェクターで投影されており、終了が16:10でした。もう少し早い時間に終了すると勝手に思っていたのですが、意外と遅くてがっかりです。何もなければ呑みに行くにはちょうど良い時間なのですが、この日はまだまだ帰社してやらなければいけないことがありました。霞が関から会社のある金子駅までの時間を検索してみると16:10に終了して霞が関16:53発の電車に乗り、川越で乗り換えて金子に着くのは17:37着でした。その1本前は16:08に乗って17:12着です。流石に16:10終了では、時間が戻ってくれるはずもありませんから、16:08分には乗れないのですが、最初の講習が10分程度早く終わり、司会の方が「少し早く終わったので、終了時間を切り上げます」と言ってくれたので16:08発に希望が出て来ました。

 全ての講習が15:55くらいに全ての講習が終了したものの、最後に資格者証に講習修了の押印を頂かなければいけません。こちらは司会の方が退場する席を支持してくれるのですが、私は運悪く7組くらいに分かれた内の、後ろから2番目でした。押印してもらい、会場を出るとすでに16:05ですから、走っても16:08は間に合いません。走る気もありませんけど。

 しかしながら、地図をよく見ると、東武東上線は霞が関から川越駅まで南東に進み、そこから川越線に乗り換えるとスイッチバックのように戻ってしばらくは並走、川を渡ったところで霞が関と的場という駅に向かって別れるのです。この霞が関と的場という駅がおおよそ1㎞位でした。そして的場から金子に向かう電車は16:41発で、金子に17:12着です。川越駅での乗り継ぎが悪く、15分時間が空いていたためかなり余裕が出来ました。でも15分なかったとしても、ちょっと急げば乗れたかもしれません。

 そんな訳で、「これは西村京太郎の世界」なんて思って書き始めたのですが、川越以北の東武東上線と、川越線及び八高線の本数が少なすぎるということが露呈しただけでした。

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