ペット論争

 羽田空港で起きた海保機とJAL機の衝突事故で、JAL側の乗員・乗客は全員無事と報道されたものの、貨物室に預けられていた2匹のペットについての救出はかないませんでした。これを機に、ペットの同伴搭乗を求める声が上がっています。エールフランスはペットの同伴搭乗を認めており、日本でもスターフライヤーがペットの同乗サービスを行っているそうです。

 スターフライヤーのホームページを見てみると、ペットをケージに入れて最後列の窓側の席にケージを固縛するというかたちでした。
FLY WITH PET! | 搭乗手続きについて | スターフライヤー (starflyer.jp)
 貨物室で預かるケースもありますが、いずれにしてもかなりの制約がありますね。
貨物室へのお預け | 手荷物のご案内 | スターフライヤー (starflyer.jp)
 気圧による不可もあるだろうし、ペットを連れて飛行機で移動するということ自体が、ペットにとって良いことなのかどうかという疑問はぬぐえません。貨物室で預かるというのは、吠えたり、アレルギーがあるお客様がいたりなんていうことがあったときのための苦肉の策なのだと思います。

 ペットを貨物室で預かることに対して、航空会社に対して批判的な意見もあるようですが、現状ではスターフライヤーのようなサービスもあるようですし、選択するのは乗客の方でしょう。私の大好きな石田ゆり子さんがこの件で炎上してしまったようですが、元の投稿を確認することは出来ませんでした。いくつか記事を見てみると「生きている命をモノとして扱うことが私にはどうしても解せない」と書かれていたようですが、こう書いてしまうとさすがに反発が出てしまうでしょうね。航空会社だってモノ扱いしたくてしているわけではないでしょう。

 今回の飛行機は新千歳空港からの便ですが、苫小牧辺りからのフェリーでペット同伴で返ることも可能だったことでしょう。しかし、フェリーでは苫小牧から大洗まで20時間近くかかるところを飛行機なら新千歳から羽田まで2時間弱のフライトですから、ペットに「ちょっとの間、我慢してね」と貨物室に預けてしまう気持ちも分かりません。船だからと言って事故が無いわけでもありませんからね。

 いずれにしても、ちょっと自分の意見を投稿しただけで批判さらされる有名人は大変ですね。どなたかがYoutubeで「有名税も増税か」と言っていましたが、その通りです。そんなに論争になるようなことでもないことでも、有名人がSNS投稿することで盛り上がってしまうのですから、マスコミはネタに困りませんね。あ、私もネタにしてた。

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