子どもに背を抜かれる喜び 【216/200】
夢を見た。
幼かった頃の長男と遊んでいる夢。
目が覚めて、少し涙が出た。
巻き戻せない日々。
最近、長男に背を抜かれた。
うまく言葉に表せない喜びを感じた。
僕はチビだった。
背の順でいつも最前3人以内だったし、いつも2学年くらいに見られてた。
男児の成長曲線の下限にも届かないから、親が心配して大学病院にも連れて行った。
高校に入ってから成長期に入って、高校3年間で16cm伸びた。
大学生でも毎年1cmずつ伸びて、社会人になるタイミングで、170cmで止まった。
終わってみればほぼ平均身長の自分。
子どもの頃からずっと渇望し続けてきた平均身長。
劣等感を拗らせ続けた自分が、ようやく自己肯定感を持ち始めるようになった平均身長。
長男は5歳も早く僕に並んで、あっさり僕を抜いた。
羨ましくもあり、嬉しくもあり。
本当にあっという間だ。
子どもたちと一緒に暮らせる日々なんて。
僕は父親として何をしてやれただろうか。
これから、何をしてやれるだろうか。
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■ ヤマカワタカヒロのWork
<音楽活動>
《New Release》
《歌の写真集》
《ライブ・イベント予定》
4/15(土) ヤマカワタカヒロ企画ライブ(弾き語り)@下北沢LOFT
『ライブ! 年の差なんて 〜4人で真春の紅白歌合戦~』
<社会活動>
〜すべての子どもたちへ「安心できる居場所」と「生きる力」を〜
特定非営利活動法人HUG for ALL
noteを読んでくださりありがとうございます。 歌を聴いてくださる皆様のおかげで、ヤマカワタカヒロは歌い続けることができています。 いつも本当にありがとうございます。