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2020年に「できたこと」について考える 【104/200】

ヤマカワタカヒロ です。

今回が2020年最後のブログとなります。

まだ、仕事納めもできておらず、明日12/27にバースデーワンマンを控えているなかで、何を書いたものやら、というところで、いつもの散歩をしながら考えました。

この2020年は後世に語り継がれる年であり、この地球上に住む人類にとっての共通の「厄年」だったと、そんなふうに思いながら歩いていて、ふと、足を止めました。


なんか、そういうの、嫌だなと。


人間はどうしてもネガティブな思考や感情の方が強いから、普通に考えると、「失ったもの」「できなかったこと」に目が向いてしまう。
僕も、今年は本当にきつかったし、今も、まだまだこれからも、タフな日々が続いていきます。
そして、僕なんか比較にならないほど、本当に大変な思いをされている方々がたくさんいらっしゃること、重々承知しています。
引き続きみんなで、なんとかがんばって乗り越えていかなきゃいけないわけで、目の前のその苦しみを無視したことは言いたくない。ただ、苦しいからこそ、声を掛け合って、光の射しているところを見て、希望を語る時間を大切にしたいなと思っています。


歩きながら、この2020年に「できたこと」について考えました。


会社の仕事でも、 NPOの仕事でも、いろいろと「これはすごく前進した!」というものがいろいろあって、それらを棚卸ししてみると、2020年も案外捨てたもんじゃないなと思うところもあります。

で、そのなかで、一番自分にとって大きかったのは、やはり「ピアノ」かな。

昨年の10月から、生まれて初めて完全に未経験から、ピアノの練習をはじめました。
スクールに通いながら(緊急対策宣言時はオンラインで)、先生に練習の仕方とか、音楽理論とか、いろいろ教わりながら、だんだんと指が動くようになってきて、6/27のLIVE YELLで初めて人前でピアノ弾き語りをやりました。

ピアノを(まだまだ初心者ですが)弾けるようになってきて、いろんなことが得られたように思います。

「できないこと」は、毎日がんばって練習すれば、ちゃんと「できる」ようになる。

この当たり前のことが、確かにそうだなと、実感できたように思います。
そして、できることが増えると、自分に自信もついて、なにより、楽しいことが増える。

ピアノの練習は、つらいと思ったことはありません。
大人になってからはじめたからかもしれませんが、できなくて当たり前で、完全に0から「成長」だけが着実に積み上がっていくので、「うれしい」と「楽しい」しかないのです。完全な加点評価の世界。

ギターや歌の練習は、思ったようになかなかうまくならない、とか、ちょっとサボると前よりも下手になってる、みたいな、減点評価的な要素が入るので、ついついピアノを触る時間が多くなりがち。

2020年は僕にとって、ピアノとの出会いの年でした。

これまでの僕の音楽活動の中でターニングポイントになった年がいくつかありますが、この2020年は、ギターをはじめた1997年に匹敵する重要な年になったと思います。


いろいろ言いたいことはあるけど、2020年、ありがとうございました。

笑って振り返ることができるその日まで、もっと練習して、上手にピアノ弾けるようになります。

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皆様も、どうかお体に気をつけて。

本年も本当にお世話になりました。

2021年もどうぞよろしくお願いします。


noteを読んでくださりありがとうございます。 歌を聴いてくださる皆様のおかげで、ヤマカワタカヒロは歌い続けることができています。 いつも本当にありがとうございます。