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#401 安物買いの……

たま~にミニカーを塗ったりするのですが、使っていた筆の先っちょがどれもかなり痛んでしまい、とはいえ、それほど頻繁に使うわけでもないので、どうしよっかなぁ。模型屋さんに行こっかなぁ。でも寒いしなぁ……と逡巡していた時に、「使い捨て筆100本セット」なるものをネットで発見。おぉ、これこれ。これくらいでええのんよ、とポチッとしました。100本で710円。あら、お安い。

でね、早速使ってみたはいいけれど、ぜんっぜん筆じゃない。ただの細い綿棒やん。先っちょ、カッチカチやん。まったくの役立たずでした。いや、それでも綿棒になってくれるのならいいよ。ところが、黒いストローっぽい部分と白いタイ米っぽい部分は軽く嵌合しているだけで、ちょっと力を加えるだけでスッポスポとお抜けになる。こんなん、うっかり耳掃除に使ったら大変な目にあうやん。耳なのに目。いや、それはどーでもいいとして。

しようがない。だったら黒部分には、極細ストローとしての新たな役割を与え、それでワインを飲んだら酒量が減っていいかも、と思ったのも束の間。中空と見せかけて、タイ米が刺さっているところだけがくり抜かれているという、中途半端に凝った構造でした。なんでそんな面倒くさいことをした? 

というわけで、ストローみたいだけどストローじゃない棒が100本、タイ米っぽいけどタイ米じゃない粒々が100粒残り、はてどうしたものか。塗る気になっていたマツダ・RX-3のバンパー、同じくマツダのREPUとランボルギーニ・ミウラのホイールは、ペイントマーカーを使って、とりあえずごまかすなど。被害額は極めて少ないとはいえ、安物買いのなんとやらですね。一体、いつまで同じ失敗を繰り返せば気が済むのでしょうか。

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