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エスパルス入りするディサロ燦シルバーノ。大学時代のライバル・上田綺世が待つJ1へ

12月30日、J2のギラヴァンツ北九州のポイントゲッターである大卒2年目のFWディサロ燦シルバーノが、J1の清水エスパルスに完全移籍をすることが発表された。

今季、北九州は序盤から快進撃を続け、一時期は首位にも立った。その立役者となったのが、6試合連続ゴールなどリーグ35試合に出場し、18ゴールをマークしたディサロだった。

左利きのストライカーは多くの得点パターンを持ち、ゴールをした後に見せる『レレマスク』はサポーターからも人気を博していた。

チームは終盤に失速し、5位でフィニッシュ。惜しくもJ1に昇格することができなかった。それもあり、多くのJクラブ関係者は彼の今後の動向に注目していた。そして動き出したのが今季は戦力に大きくテコ入れをする清水エスパルスだった。

すでにポルトガルリーグからFWチアゴ・サンタナと日本代表GK権田修一、サガン鳥栖からDF原輝綺、セレッソ大阪から片山瑛一、2022年度加入になるが早稲田大のFW加藤拓己を獲得するなど、積極的な補強を見せているエスパルス。

ここにディサロが加わり、攻守に更なるヴァージョンアップが図られる。

ディサロはギラヴァンツでストライカーとして覚醒したからこそ、J1へ個人昇格を果たすことができた。小林伸二監督の下、前線からの守備の基本、守備から攻撃への移行、ボールの受け方などを細かく学んだ。

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