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心身ともに逞しくなった坂井駿也の強みとは何か?プレーと取材を通して分かった彼の本質。

中央のポジションならどこでもこなせるマルチな能力を持つサガン鳥栖U-18のMF坂井駿也の強みとは何か?そう思いながら試合を見つめていた。

本職のポジションはインテリオール。【3-4-2-1】を敷く鳥栖において、『2』の部分に彼は入る。鳥栖U-18では一列下がったボランチをこなし、状況に応じてはCBとしてもプレーをする。

今年、ルヴァンカップでは2試合に出場。

トップ昇格も視野に入っている彼の持ち味はスピードにある。このスピードに予測力と高い空間把握能力が合わさることで、彼はその才能を一気に具現化することができる。

相手がボールを動かす際にそのボールの行き先を予想しながら、ボールホルダーの持ち方、目線も確認する。ロングボールを蹴ろうとしてくるのであれば背後を警戒し、ショートパスを狙っているのであればスライドしてからのプレス、ミドルパスであればインターセプトを虎視眈眈と狙う。

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