見出し画像

手応えのシーズンが一転し、負傷からのスタートに。復帰と今季初出場を果たした、湘南ベルマーレ・金子大毅が把握する現在地。

5月31日のJ1第14節・湘南ベルマーレVS横浜Fマリノスの一戦で、ベルマーレのMF金子大毅は今年初の出場を飾った。

アクシデントは開幕前に起こった-。

キャンプを終え、湘南に戻り、あとは開幕を控えるだけだった。とある練習試合で金子は接触プレーで負傷をした。

しばらくは様子を見ていたが、結果的に右腓骨筋腱脱臼と診断され、開幕を前に離脱を強いられた。3月11日に手術を行い、リハビリを重ねた結果、彼はこの試合で今季初のベンチ入りを果たし、66分にMF山口和樹に代わって投入されたのだった。

「キャンプの出来自体は悪くなくて、手応えはあった。去年は途中から試合に出場出来るようになったけど、やっぱりシーズンを通してプレーしたかった。今年は開幕から一年を通して活躍したい思いがあったので悔しかった」。

金子は昨年、神奈川大学からベルマーレにやってきた。当時、彼はまだ大学1年生で、2年生に進級するタイミングだったが、大学を中退してプロの道に進むことを決めた。

ここから先は

2,583字 / 2画像

¥ 250

これまで22年間、全国各地、世界各国を飛び回ってきました。今後もそうした活動を継続したいと思っております。もしサポートを頂ければ、これからの更なる活発な取材活動に活かしていきたいと思います!よりディープな話題、選手の本音を引き出し、有意義なコラムと写真を出して行きたいと思います。