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プロになってもキャプテンをやりたい。横浜FC内定・田部井涼と浦和レッズ内定・宮本優太、4年前の選手権ファイナリストのスペシャル対談(サッカーダイジェスト対談延長戦)。埼スタでのコイントスをもう一度夢見て-。

前橋育英高校キャプテン・田部井涼。

流通経済大柏高校キャプテン・宮本優太。

第96回全国高校サッカー選手権大会決勝で両者が激突し、最後まで息をもつかせぬ熱闘を演じた。

田部井涼はチームの伝統的な番号である14番を背負い、ボランチとして左足を駆使してゲームをコントロール。

宮本は【4-3-3】のダブルインテリオールの左で豊富な運動量を駆使して、前線からのプレスと奪ってからの仕掛けを見せた。

激闘の結末は後半アディショナルタイム。前橋育英の2年生ストライカー・榎本樹が劇的な決勝弾を挙げて、前橋育英が1−0の勝利。同校史上初の選手権制覇を成し遂げた。

この対談は7日(金曜日)のサッカーダイジェストに掲載をしたが、ここではそこでは載せ切れなかった対談を延長戦として掲載をしていきたい。

高校選手権のことのみならず、大学でのこと、そしてこれから進む浦和レッズ、横浜FCへのプロに向けての思いと未来。

これまで高校選抜、関東選抜以外は同じチームになったことは一度もないが、時折、お互いが発言で照れ合うほど、相性抜群で深い信頼関係で繋がれた2人。

なぜ彼らがそこまでキャプテンという魅力に取り憑かれ、『生涯キャプテン』を希望するのか。キャプテンの思考で共鳴し合う彼らのこだわりからリーダー論まで非常に深い対談となった-。

法政大のキャプテンとしてチームを牽引。
流通経済大の副キャプテンだった宮本

地鳴りのような大歓声。関川郁万の声で我に返った。


―高校最後の選手権、お互いキャプテンとして先頭に立っていたからこそ、思いもひとしおだったのではないでしょうか?


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